アングル:インフレで揺らぐ債券のヘッジ機能、米投資家は実物資産に移行
Laura Matthews [ニューヨーク 23日 ロイター] - かつて株式市場が下落した際の避難先として債券を利用してきた米国の一部投資家が、債券に代わってコモディティー(商品)、インフラ、プライベートクレジットなど、インフレに強い資産への配分を増やしている。 背景にはインフレの長期化や巨額の政府債務、政策を巡る不透明感に加え、株式と債券が同時に下落する局面が増えている事情がある。米消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は現在3.5%まで低下しているものの、米国とイランの緊張激化が原油価格の上昇を通じて再び物価圧力を高めるとの懸念もくすぶっている。