インタビュー:日銀、春闘先取りで積極利上げに転換も 基調物価2%超え警戒=渡辺東大名誉教授
Takahiko Wada Leika Kihara [東京 30日 ロイター] - 物価研究の第一人者として知られる渡辺努東京大学名誉教授は、ロイターのインタビューに応じ、来年の春季労使交渉(春闘)で前年並みの賃上げを見通せる状況になれば、年内にも日銀が利上げスタンスを積極化し、市場が想定する半年に1回の利上げから四半期に1回程度の利上げに転換する可能性があると述べた。基調的な物価上昇率が2%に迫る中で、日銀は基調物価が2%を超えてしまうリスクに警戒を強めていると指摘した。 中東情勢の緊迫化で原油市況が高騰したことで、企業が相次いで値上げを表明