バレーボールネーションズリーグ
バレーボール男子のネーションズリーグは29日、準々決勝が中国・寧波で行われた。予選全勝で1位通過した日本は3-1(23-25、25-23、25-16、25-23)で中国を撃破。4強入りを決めた。予選最下位ながら開催国枠で決勝ラウンドに出場した中国だったが、大会通算1勝12敗で敗退。指揮官は試合後に「もっと精度を上げなければならない」と、多発したイージーミスを嘆いた。
日本は第1セットを落とすも、その後は3セット連取。高橋藍が最多の21得点をマークした。13戦負けなしで準決勝へ。一方、中国は大会通算1勝12敗で敗退。予選で18チーム中最下位に沈んだが、決勝ラウンドには開催国枠で出場。ホームで日本相手に1セットを奪うも、番狂わせはならなかった。
中国のヴィタル・ヘイネン監督は、中継したU-NEXTで放送された試合後インタビューで「ここ数か月間、練習中に出るイージーミスのことについて話し合ってきたんだ。練習中、ライン際でミスをする選手がいてね。私は『気をつけなさい、そういうミスは勝負の重要な局面で絶対にまたやるぞ』と伝えているんだ」と語っている。
この試合、中国選手は勝負所で、サーブでラインを踏んでしまう反則(フットフォルト)を記録するなどミスを連発。「選手たちは笑って『はい監督、本番ではやりませんから』と言う。そうやって話し合い、時に言い争うわけだが……言葉で説明するのは難しい。結局、いざ勝負の重要な局面がやってくるとどうなるか。練習でやるミスは、試合の最も重要な場面でもそのまま出るんだ。これが最大の教訓だよ」と、練習で指摘したにも関わらずミスが相次いだ現状を嘆いた。
特に勝負の第4セットでのミスに言及。「最終セットでもっとしっかりやらなければいけなかったのに、23-25で落としてしまった。4点か5点もイージーボールを渡すなんて、信じられる?」と嘆くと、「選手たちは分かっていない。勝負を分けるのは、毎日練習でやっているようなイージーボールの処理なのだと。もっと精度を上げなければならない。華やかなプレーでも、特別なプレーでもないんだ」と嘆き節がとまらなかった。
最後は「日本は勝つべくして勝った。フェアに評価しないといけない。彼らもこのVNLでずっと素晴らしい戦いをしていた。私たちが勝ってしまったら、日本に対してあまり良いことにはならない。だらか優しくしてあげたんだ」と負け惜しみのような苦笑いを浮かべていた。
(THE ANSWER編集部)












