陸上U20世界選手権結団式
陸上のU20(20歳未満)世界選手権(米オレゴン)に向けた結団式が7月31日、千葉・成田市内のホテルで行われた。女子1500メートル代表の18歳・ドルーリー朱瑛里(岡山陸協)は、今秋から進学する名門ワシントン大入学前最後のレースを、進学先と同じ米国で迎える。「これから拠点が変わり、大きな環境の変化になる。大学に入学する前、最後のレースなので、しっかり結果を残して、いい流れで大学に行きたい」と意気込んだ。
目標は決勝進出だ。「しっかり予選、決勝と走りきる。決勝ではしっかりと世界の選手を相手にも、(上位に)食い込めるような、積極的なレースができたらいい」と見据えた。
岡山・鶴山中3年時の2022年全国中学校体育大会(全中)女子1500メートルを制し、翌2023年の全国都道府県対抗女子駅伝では3キロ区間で17人抜きの快走を披露。07年世代を代表するランナーとして歩んできた。同学年で、すでに渡米している女子800メートル代表の久保凛(積水化学)とは現地で合流する予定だ。ドルーリーは「彼女は日本トップで戦っている選手ですし、同世代なので話しやすい。ずっと仲が良いので、会えるのが楽しみです」と笑顔を見せた。
復調へ確かな光が見えている。6月の日本選手権では4分20秒54で予選11着に終わり、思うような結果を残せなかった。現在地を受け止め、次への糧としてきた。悩まされていた貧血も回復傾向にあり、「血液の状態もだいぶ良くなりました。トレーニングも順調に積めています。今は本当にワクワクしています」。自分でも期待感がある。
誰もが認めるポテンシャルを持ちながらも、その力を発揮しきれない、もどかしい時期もあった。だからこそ「これまで多くの人に応援していただき、支えてもらった。そういった人たちに、しっかりと結果で恩返しできるような走りを見せられたらいい」とも強調した。将来、世界のトップと戦うことを目指し、米の名門に渡る18歳。支えてくれた人への感謝も胸にトラックに立つ。
(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)












