WTTチャンピオンズ横浜大会
卓球のワールドテーブルテニス(WTT)チャンピオンズ横浜大会第2日は5日、横浜BUNTAIで行われた。女子シングルス1回戦で、世界ランキング3位・張本美和(木下グループ)が同13位の橋本帆乃香(デンソー)にフルゲームで勝利した。第5ゲームで繰り広げられた90本超、1分半のラリーが、国内外のファンの間でもSNSで話題になっている。
いきなりの日本勢対決だった。勝負の第5ゲーム、3-3。橋本のサーブから始まったラリーは、なかなか決着がつかない。カットマンの橋本が巧みな技術で粘れば、張本も鋭く攻めながら、正確なショットを打ち返す。90本を超えるラリーが続き、最後は橋本の返球がネットにかかった。静寂に包まれていた会場は、両者が繰り広げたプレーに沸いた。
SNSでは海外ファンが「クレイジーなラリーだ。ハシモトとサトウ(瞳)は最高の守備型選手。見ていて本当に楽しい。ミワもこの試合は本当によく戦った」と投稿。日本のファンも「とんでもないラリーが続きまくっててエグい、語彙力の喪失」と反応している。
このラリーを制した張本は、一気に試合の流れを引き寄せた。第5ゲームを11-5で押し切った。当事者にとっては、どんな攻防だったのか――。試合後、2人は、このプレーに言及した。
張本は「もう本当に長かったですよね。心拍数もめちゃくちゃ上がってましたし、もう足も動けなさそうなぐらい長かった。その分、得点できないと『キツそうだな』と思っていた。あの1点は頑張りましたね。とにかくミスをしないように頑張ろうと思ってました」と振り返った。
橋本は「もうラリー中から本当に息が上がっていた。自分がリスクを背負って攻撃したり、いろいろ仕掛けたところでミスをしてしまえば…などいろいろ考えながらだった。あそこの1本は…勝敗を分ける1本だったんじゃないかなとも思います」と言った。
互いが持ち味をぶつけ合い、勝負の第5ゲームで飛び出した超絶ラリー。両者の言葉が、90本超、1分半の攻防の凄みを物語っていた。
(THE ANSWER編集部)












