【サッカー Jリーグ ニュース2026/27シーズン明治安田J3リーグの開幕戦が9日に神奈川県の相模原ギオンスタジアムで行われ、ロアッソ熊本はSC相模原に0-0で引き分けた。
先月28日に発生した最大震度7の令和8年熊本地震。今もなお、現地では深刻な断水などの被害が報告されているなか、ロアッソ熊本は「パワーを届けたい」とアウェイの地で戦った。
スタジアムには7524人の観客が集まり、熊本ゴール裏からは334人が声援を送った。
ファン歴3年で、熊本県に在住しているという男性は「地震があったなかで、僕のところは被害は大きくなかった。チームが勝てば、熊本のかたも元気が出ると思う」としつつ「応援して力になれれば」と声をからした。
また、別の男性ファンは「高校野球で有明高校もすごい逆転勝利をして、いろいろな人が勇気づけられて、これからまた頑張っていこうという気持ちになっていると思う。それをロアッソも、ロアッソができる形でやってほしい。自分も元気をもらいに来たし、元気づける姿を応援しに来た」と被災地の1日も早い復興を願った。
両軍のサポーターは横断幕で熊本県にエールを送った。また、スタジアム前には被災地への募金箱が設置され、職員によると試合開始1時間前の時点で300人以上が募金を行ったという。ある相模原のサポーターは「早く復興してほしい。全力でお互いがリスペクトをして戦っている姿を見たいです」と口にし、試合前には地震で被害を受けた方々に向けて、黙とうがささげられた。
試合が相模原がシュート14本を放つ猛攻を見せるも、熊本も粘り強い守備で応戦。両軍ともに死力を尽くし、0-0のまま試合終了のホイッスルが鳴ると、スタジアム全体から拍手が起こった。
試合後、熊本の片野坂知宏監督は「今日の相模原戦でもそうですし、Jリーグの各スタジアム、各地域で、熊本のために募金をしていただいたり、支援金や義援金、支援物資などを熊本に送っていただいたり、熊本のためにサッカーファミリーの仲間がたくさんの支援をしていただいています。熊本を代表するサッカーチームとして、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」としつつ、復興への想いを語った。
「サッカーファミリーの大きな支援の輪で、熊本も徐々に普段の生活、そして支援物資が届いて、少しずつ前を向いていけていると思います。まだまだ苦しい思いや避難所生活を含めて大変な思いをされている方がいらっしゃると思うので、そういった方々を含めて、ロアッソとしても協力をしながら支援をして、J3のリーグ戦を戦いながら、各地域に行ったときに感謝を申し上げつつ、これから熊本が復旧・復興に向けてしっかりとできるようにサポートもしていきたいですし、全国のサッカーファミリーの方々に感謝を言っていきたい点もあります。本当にありがとうございます」
熊本は15日に栃木SCとホーム開幕戦を迎える。












