レアル・マドリーが驚きの移籍を成立させた。カルロス・エスピという国際的にはまだほとんど無名の選手が、白い巨人へ加わる。
レアル・マドリーが木曜夜に公式発表した通り、センターフォワードのカルロス・エスピがUDレバンテからスペインの首都へ移籍し、ベルナベウで2031年までの5年契約にサインした。報道によると、マドリーが支払う移籍金は2500万ユーロだという。
エスピはまだ育成年代に小規模クラブからレバンテへ加入し、終了したラ・リーガのシーズンで16位だった同クラブでプロ入りを果たした。2024-25シーズンには切り札として6得点を挙げ、レバンテのスペイン1部昇格に貢献。前季は21歳のエスピが、およそ半年の助走期間を経て、終盤の見事な活躍によってレバンテ残留の立役者の一人となった。
2月末から5月末にかけて、エスピは最後の13試合で実に10ゴールを記録。ブレイクスターへと駆け上がり、最終的にはラ・リーガの最優秀U23選手にも選ばれた。特筆すべきは、第26節から第29節にかけて、レバンテの6ゴール連続が一時エスピによるものだった点だ。重要なアラベス戦の2-0勝利では2得点をマークし、その後はジローナ戦、ラージョ・バジェカーノ戦でいずれも1-1の引き分けに持ち込む同点弾を決めた。そして最後は、オビエドを4-2で下した試合で、自チームの最初の2ゴールをエスピが挙げている。レアルの新戦力は2025-26シーズン、リーグ戦25試合で通算11得点を記録した。
レアル・マドリー移籍へ:カルロス・エスピはUDレバンテ史上2番目に高額な売却選手に
一方、エスピ獲得はゴンサロ・ガルシアの退団が迫っているとみられる状況への対応でもある。これまで攻撃陣でジョーカー役を超える立場をつかめていなかった下部組織出身の同選手は、移籍金4000万ユーロでフラムFCへ加わる見通しで、元指揮官アルバロ・アルベロアを追ってイングランドへ向かうようだ。
空いた登録枠にはエスピが入る見込みだ。ただ、十分な出場時間を得られるかという見通しについては、まだ様子を見る必要がある。おそらくはスーパースター、キリアン・エムバペのバックアッパー役をエンドリッキと分け合うことになるだろう。エンドリッキは2026年前半にオリンピック・リヨンへのレンタル移籍で新たな自信を手にし、マドリー到着から2年を経て、今こそレアルで最終的なブレイクを果たしたいと考えている。ガルシアに代えてエスピを加えることで、レアルはセンターフォワードの層を引き続き確保している。
一方のレバンテにとって、エスピの売却はほぼクラブ記録級の移籍となった。スペインの年代別代表でもあるこの選手は、クラブ史上2番目に高額な放出選手であり、エスピ(2500万ユーロ)を上回るのは、2018年に移籍金3050万ユーロでAFCボーンマスへ移籍したコロンビア人MFジェフェルソン・レルマだけだ。なお、レルマは2023年からクリスタル・パレスでプレーしている。












