他に類を見ない国際的な3冠
2026年W杯決勝でスペインがアルゼンチンを延長1-0で破り、バエナは25歳で代表を退いた。
ニュージャージーでトロフィーを掲げた創造性豊かなMFは、大陸選手権、五輪金メダル、W杯を3大会連続で制した史上初の選手となった。
この快挙への道はユーロ2024から始まった。決勝でイングランドを破った代表の一員だった。その数週間後、パリ五輪でフランスを5-3で下した決勝で値千金のゴールを決めた。
メッシの偉大さを凌ぐ
バエナの偉業の大きさは、彼が上回った選手たちを見れば明らかだ。現代サッカーで大陸選手権、オリンピック、W杯を制した選手は、リオネル・メッシとアンヘル・ディ・マリアだけだった。
北米大会での彼は単なる“お飾り”ではなかった。カーボベルデとの初戦(0-0)では出場機会がなかったが、その後スタメンに定着。ウルグアイ戦(1-0)で得点を挙げ、スペインのグループ首位突破に貢献した。
不屈の勝者の台頭
バエナの活躍は、彼のタフさとコーチ陣の信頼を示す。ユーロ2024ではイタリアやアルバニア戦で途中出場し、チームを支えた。そしてオリンピックでは、その真価を発揮してチームをタイトルへ導いた。
今回のワールドカップサイクルでも、ウルグアイ戦のゴールや32強オーストリア戦(3-0)でのアシストなど、データがチームでの価値を示した。
中盤とラミン・ヤマル、ニコ・ウィリアムズとの連携は、ポゼッションを基調とするスペインの支配的スタイルを象徴した。
「ラ・ロハ」の今後の支配
25歳での快挙は、衰えないスペインの強さを示す。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、バエナが体現する「勝者のDNA」を持つ若手を融合させた。監督は「彼らは献身、団結、寛大さ、才能を示した。称賛に値する」と語った。
マドリードでは祝祭ムードが続くが、このチームが今後いくつのトロフィーを獲るかにも注目が集まる。北米大会で6番目に若いスペイン代表は、対戦相手のラルフ・ラングニックが「完璧な時計仕掛け」と称賛するほど成熟したプレーを見せた。













