アーセナル、FW補強探しで難航か
アーセナルの今夏の補強は実りあるものとなっており、ブルーノ・ギマランイスがピエロ・インカピエ、イラン・メリエ、クリストス・ツォリスに続いてエミレーツ・スタジアムへ加わる見通しだ。しかし、ミケル・アルテタ監督にとって、エリート級のワイドアタッカー探しははるかに難航している。北ロンドンのクラブは最近、チェルシーにモーガン・ロジャーズを確保され、さらにブラッドリー・バルコラ獲得への動きも大きな障害に直面している。パリ・サンジェルマンのスター選手が、エミレーツ・スタジアムよりもアンフィールドへの移籍を望んでいると報じられているためだ。
おそらく最も痛手だったのは、ビニシウス・ジュニオール獲得という野心的な動きが頓挫したことだ。アーセナルは、契約満了が迫っていることを踏まえ、レアル・マドリーにおけるこのブラジル代表の状況を注意深く見守っていた。その希望は、ウイングが2032年6月までベルナベウ残留となる大型契約延長を正式発表したことで打ち砕かれた。
アルテタ、プランBとしてトーレスを指名
主要ターゲットの獲得がもはや現実的ではなくなったことで、アーセナルは現在、トーレス獲得に向けた動きを「模索している」と、『CaughtOffside』が報じている。元マンチェスター・シティのこの選手はアルテタ監督にとって見慣れた存在であり、アーセナルが前線で求める汎用性も備えている。一方で、トーレスにはPSG移籍の可能性が盛んに報じられてきたが、取引はまだ成立していない。
『CaughOffside』の記者マーク・ブルスは、この26歳をめぐるクラブ内部での協議について見解を示した。ブルスは「2つの別々の情報源から、アーセナルは今夏の動向について情報提供を受けられるよう、トーレスの代理人にも接触したと聞いている。ただ、別の話では、アーセナルは元マンチェスター・シティのFWについて内部で話し合いを行い、少し距離を置きながら状況を注視しているという側面の方が強いようだ」と説明した。
トーレスがバルセロナ首脳陣に圧力をかける
選手本人も、バルセロナに自分を引き留めたいのであれば、それを示すよう求めることで、憶測にさらに拍車をかけた。クラブのアメリカでのプレシーズンツアー中、トーレスは、自身の貢献を評価しているのであれば、バルセロナが交渉を始めるべきだという考えを明確にした。『Sportico』に対し、トーレスは次のように語った。「バルサは僕を望んでいることを示さなければならない。向こうが来て交渉すればいいし、最終的にはすべてが話し合われることになる」
また、このスペイン人選手は、ヨーロッパの他の名門クラブとの関心が取り沙汰されることについて、光栄なことだと認めた。自身の将来を巡る噂や、パルク・デ・プランスへの移籍の可能性について問われたFWは、「こうしたチームが自分を求めるたびに、それは良いことだ」とコメントした。ただ、トーレスは現在の契約期間が残っていることで有利な立場にあり、こう付け加えている。「僕はバルサと契約している。フットボールでは何が起こるか分からないのは事実だけど、契約があるからこそ待つことができるし、自分で決められるのが良いところだ」
スペイン人獲得を巡る争奪戦が激化
Spotifyカンプ・ノウの状況を注視しているプレミアリーグ勢はアーセナルだけではない。地元ライバルのトッテナム・ホットスパーも、トーレスへの関心が報じられている。クラブ首脳陣は今後もこの状況を注意深く見極め、期限前に関心を具体的なオファーへと正式化するかどうかを判断していく可能性が高い。












