カーが劇的な形で不振を脱した
32歳の彼女は米国復帰後、ゴッサムFCで即座に歴史的ゴールを決めた。 チェルシーで6年半活躍した後、6月にNWSLへ移籍したベテランストライカーは、ソーンズとの混沌とした引き分け試合でネットを揺らした。この一撃はキャリアの節目で、レギュラーシーズン通算78ゴール目。2019年10月以来となるNWSL初ゴールでもあった。 さらにこの得点は、レギュラーシーズン59試合連続得点という新記録となり、リン・ビヨンドロを抜き「1試合以上得点を挙げた個人最多試合数」の記録も更新した。ポートランドが流れを掴みかけた後半、カーの活躍が試合を左右した。
ポートランド・ソーンズ、若手活躍で巻き返し
ポートランドはアウェーチームに楽をさせなかった。プロデビュー戦の新人FWレネー・ライルズが21分、今週のベストゴール候補となる見事なシュートで同点とした。アシストは7つ目でリーグトップのピエトラ・トーディン。
ソーンズが追加点を狙う中、スタジアムの熱気は最高潮に達したが、10分も経たないうちにカーが同点弾をマークし、プロビデンス・パークは静寂に包まれた。 後半17分、ハーフウェイライン付近でカーの決定機を阻んだペリーに一発退場が宣告され、流れは再び傾いた。10人となったソーンズだったが、終盤はむしろ勢いを増した。2024年後半以来の出場となったウィーバーがホームサポーターの熱烈な声援を受け、チームを後押しした。
両クラブにとって記録的な夜となった
ゴッサムFCは引き分けで一時首位に立ったが、ポートランドも歴史的な記録を達成した。2-2の引き分けでソーンズは2026年ホーム無敗を維持し、2025年9月からのリーグ戦ホーム11試合連続無敗というクラブ新記録を樹立した。
ゴッサムはこれで4試合無敗とし、勝ち点1でワシントン・スピリットを抜き首位に立った。ただしスピリットは週末に未消化試合を残している。アモロス監督率いるゴッサムは、序盤に守備の要ソネットを失っても戦術的に柔軟に対応した。
怪我の懸念と今後の見通し
ゴッサムFCにとって、来週の最大の懸念はソネットのコンディションだ。 彼が担ぎ出されたことで長期離脱が懸念され、実現すれば優勝争いに大きな痛手となる。それでもポートランドの執拗なプレッシャーに耐えたことで、チーム層の厚さが示された。さらにカーが得点を奪い復活を遂げ、リーグはオーストラリアのスーパースターがゴッサムFCをタイトルへ導く準備ができていることを強く警戒している。












