ケロリン、マンチェスター・シティからバルセロナへ移籍が決定
バルサがケロリンに興味を持っていることは、今月初めにジャーナリストのビクトリア・レイテ氏が初めて報じた。バルサは2度オファーを拒否され、2度目は2022年夏にイングランド代表キーラ・ウォルシュ獲得時に支払った40万ポンド(47万ドル)を超える額だった。この40万ポンドは当時、バルサ女子チームの最高移籍金だった。
その後、Sport紙はケロリンの契約に100万ユーロ(約85万7,000ポンド/114万ドル)を超える違約金条項があり、バルセロナが支払えなかったと報じた。しかし同紙は「両クラブが合意に向けて協議中」とも伝えた。 今回レイテ記者は、その額を大きく上回る移籍金で合意したと伝えた。移籍金は150万ユーロ(約128万ポンド/170万ドル)で、女子サッカー史上3位。1位はロンドン・シティ・ライオネスのグレース・ゲヨロ、2位はレアル・マドリード加入のフェリシア・シュローダーだ。 ブラジル代表の彼女は今週、カタルーニャで4年契約にサインする予定だ。
マンチェスター・シティが断れないほど魅力的なオファー
ケロリンは昨季マンチェスター・シティで14得点を直接関与し、チームは10年ぶりリーグ制覇。
加入2年目で迎えた初のフルシーズンでの活躍だった。2028年夏まで契約が残っており、まだ26歳と将来性もあるため、シティが放出を検討する理由はなかった。
それでも、この移籍がもたらす経済的メリットは大きく、フォワード陣が充実しているシティにとっては特に魅力的だ。 さらに今夏はイングランド代表のベス・ミードも加入した。仮にケロリンの穴を埋める必要があると判断しても、移籍市場は依然として長く、ブラジル人スターの移籍金を再投資する時間は十分にある。
プテラスとパラリュエロの退団で、攻撃陣の補強が急務となった。
ケロリンの加入はバルサにとって不可欠だ。クラブはこの夏、攻撃の主力数名を失った。2度のバロンドール受賞者アレクシア・プテラスはロンドン・シティ・ライオネッスへ、チャンピオンズリーグ決勝で2得点を挙げたサルマ・パラリュエロは新契約を提示されながらフリーで退団した。
それでも、クラウディア・ピナ、エヴァ・パヨル、キカ・ナザレス、新契約を結んだキャロライン・グラハム・ハンセンらを擁するフォワード陣は高いクオリティを維持している。シドニー・シェルテンライプやヴィッキー・ロペスといった若手も存在感を高めている。
それでも、今夏は若手を中心に補強した欧州王者にとって、試合の流れを変えられる実績と経験を持つケロリンの加入は、頂点を維持するために不可欠だ。
ケロリンの移籍はバルサの重要契約更新に影響を与えるか?
とはいえ、バルサがケロリンに支払う移籍金には疑問の声も上がる。女子サッカーの移籍金は急騰しており、彼女がまだ2年契約を残していたことを踏まえると、バルサがブラジル代表に高額を払ったとしても驚くべきではない。 とはいえ、バルサは近年財政難に直面している。昨夏にはFFP遵守のため、トップチームのスター数名が放出され、アカデミーの有望株も多数売却された。
今季はパトリ・ギジャロ(2027年まで)やエヴァ・パヨル、エスメ・ブルグツなど、重要な契約更新が控えている。
今夏、プテラス、パラリュエロ、マピ・レオン、オナ・バトレが相次いでフリーで退団したばかりであるバルサは、来夏も同様の損失を避けたい。ケロリンの加入が目前に迫っているにもかかわらず、クラブはこれらの契約更新に充てる資金確保に注力するだろう。












