マンチーニ、まさかの復帰へ
FIGCは、4月のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督辞任を受け、マンチーニ氏がイタリア代表の指揮官に復帰することで合意に達した。複数の第一候補との交渉が行き詰まった末に下された決定だ。『Fabrizio Romano』の報道によると、先月カタールのアル・サッドを退団したマンチーニ氏は、サウジアラビアでの前任期間を経て、再びイタリア代表を率いる準備ができているという。
連盟が内部混乱に直面
監督探しは、FIGC会長ジョバンニ・マラゴが土壇場でピルロの就任を劇的に阻止したことで、内部の混乱に陥った。Uターンの引き金となったのは、ピルロがロシアのベッティング会社でアンバサダーを務めていたことだった。この突然の拒否は連盟首脳部にただちに波紋を広げ、テクニカルディレクターのパオロ・マルディーニとアドバイザーのレオナルドが、就任からわずか16日でそろって辞任した。
グアルディオラとの交渉決裂
連盟はマンチーニに再び白羽の矢を立てる前、ジョゼップ・グアルディオラと意欲的な交渉を行っていた。グアルディオラは昨季限りでマンチェスター・シティを退団しており、現在はフリーとなっている。しかし、スペイン人指揮官が年間1700万ポンドという驚異的な給与を要求したことで、交渉は決裂。これによりFIGCはマンチーニへと目を向けることになった。マンチーニは、3大会連続でワールドカップ出場を逃して打撃を受けているチームを引き継ぐ見通しだ。
次に何が起こるのか。
マンチーニは、9月25日のネーションズリーグでベルギーと対戦する可能性のある自身2度目の初陣を前に、チームの再編を託される見通しだ。主な任務は、2026年ワールドカップ予選プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナにPK戦の末に敗れたことで傷ついたチームの脆いメンタリティーを立て直すことになる。セリエAで3度の優勝、さらにプレミアリーグ制覇の実績を持つマンチーニは、連盟の混乱の中で即座に安定をもたらす存在として期待されている。












