理由は何か?
レアル・マドリードは、マンチェスター・シティに所属するスペイン人スター、ロドリ(30歳)の獲得を求めるサポーターからの前例のない圧力に直面している。ロドリは2026年ワールドカップの優勝者であり、大会最優秀選手にも輝いた人物だが、フロレンティーノ・ペレス会長は、このゲームメーカー本人が母国への帰還とホワイトハウス(レアル・マドリード)への加入を望んでいるにもかかわらず、獲得を断固として拒否し続けている。
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によると、「ラ・ロハ」とともに先日ワールドカップ制覇を成し遂げたこの選手について、白い巨人の首脳陣は完全に無視の姿勢を貫いているという。マンチェスター・シティはかつて彼をマドリードにオファーしたものの実らなかった経緯があり、その契約はシティズンズとの間で2027年夏まで残っている。
2024年のバロンドール受賞者であるロドリは、2025/2026シーズンをマンチェスター・シティで苦しい形で過ごした。深刻な負傷からの復帰後、膝と太もものハムストリングに度重なる故障を抱えたためだ。スペイン代表に合流する前のチームの直近6試合のうち出場したのはわずか1試合にとどまったが、彼への信頼を失わなかったルイス・デ・ラ・フエンテ監督のもと、ワールドカップで輝きを取り戻した。
ロドリはワールドカップの期間中、自身の将来についての言及を避け、次のように語っていた。「そういったことからは完全に距離を置いている。私たちの名前がメディアで取り沙汰されるのは理解しているが、そのことは考えていないし、今のところどんな決断も下すつもりはない」。しかし大会での活躍が、彼の去就を再び強く浮上させることとなった。
ペレス会長の拒否の姿勢は、マドリード界隈で大きな議論を呼んでいる。とりわけスペインが首都マドリードで英雄たちを祝福した後はなおさらだ。サポーターにとっては、クラブがフランス人のオーレリアン・チュアメニの契約を2031年まで延長した一方で、ロドリほどの価値を持つスターを無視するのは理解し難いことである。チュアメニはワールドカップで平凡なパフォーマンスに終わり、白い巨人の中盤の真のリーダーとしての姿を見せられなかった。
マンチェスター・シティを前監督のジョゼップ・グアルディオラが去ったことで、ロドリは退団の可能性が取り沙汰される選手のひとりとなっており、彼の立場に変化が生じる可能性への扉が開かれている。












