ダンテは今後、バイエルンのリザーブチームを指導する。シーズン開幕を前に、同氏は自身の新たな役割や任務、そしてヴァンサン・コンパニの影響について語った。
選手として去ってから11年後、ダンテはこの夏、指導者としてバイエルンに復帰した。現在42歳となったブラジル人はリザーブチームを引き継ぎ、今後はUEFAユースリーグでU-19も指導することになる。
ミュンヘン到着後には、何人かの見知った顔ぶれとも再会した。もちろんクラブの後見人ウリ・ヘーネス、そしてスポーツ担当取締役のマックス・エーベルもその一人だ。2人はかつてボルシアMGで同時期に活動していた。ゼーベナー・シュトラーセのクラブ施設はインフラ面で多くの変化があり、現在も改修工事が行われている。ただ、ダンテはそれに加えて、クラブの方針におけるごく根本的な新しさにも気づいた。その背景にあるのがトップチーム監督ヴァンサン・コンパニだ。
「彼は若い選手を育て、実際にプレーさせたいと思っている」とダンテは木曜日、
SPOXも参加した少人数の記者会見で語った。「自分が知っているバイエルンはそうではなかった。当時の若手選手たちは、今のヴィニーの下で得ているようなチャンスをそれほど多くは与えられていなかった」バイエルン:ダンテが語るヴァンサン・コンパニとの関係
元センターバックのダンテは2012年から2015年までバイエルンでプレーした。ユップ・ハインケス監督の下で2013年に3冠を達成し、その後はペップ・グアルディオラの下でもタイトルを積み重ねた。当時のミュンヘンは非常に成功した時代を過ごしていた一方で、自前の下部組織育成は苦しんでいた。トップチームにまでたどり着くタレントはほとんどいなかったからだ。コンパニの下ではそれがまったく異なる。まずレナルト・カールのブレイクを後押しし、さらに昨季は9人のタレントをトップチームでデビューさせた。
ダンテは、この流れをさらに加速させることが自分の役目だと考えている。「ここでの自分の主な目標は、若い選手たちを成長させることだ」。そのため、4部のレギオナルリーガ・バイエルンでの順位は比較的二の次だという。「若い選手たちといい仕事ができて、ヴィニーが彼らをさらに多く起用してくれることを願っている」。現在、最も有望な候補と見られているのは、センターバックのフィリップ・パヴィッチとカッシアーノ・キアラ、ボランチのエルブリン・オスマニ、そして攻撃的な2選手であるマイコン・カルドーゾとウィズダム・マイクらだ。
戦術面では、自身の説明によればダンテはチームで「自分のやりたいことをしていい」という。ただし日々のトレーニングでは、コンパニが取り入れているものに近いメニューを用い、選手たちを明確にトップチームの練習へ備えさせたい考えだという。ダンテは、すでにコンパニと「いい関係」を築いていることも強調した。「いつも電話で話しているし、彼とは2、3回会った」。直近では火曜日だった。その日、コンパニとダンテはさまざまな年代から60人以上の選手が参加した大規模なセレクショントレーニングを共同で指導した。
マックス・エーベルがダンテをバイエルンへ導いた
ダンテ率いるリザーブチームは金曜日、SCエルタースドルフとのホームゲームで新たなレギオナルリーガのシーズンをスタートさせる。最大の見どころになるのは、言うまでもなく、凋落した最大のライバルであるTSV1860との2度のダービーだ。「10月17日、それは知っているよ」とダンテは、まるで反射的に初戦の日程を答えて笑った。「最初の親善試合の後、ファンが僕たちを迎えてくれて、すぐに『ダービー! ダービー!』と叫んだ。こういう試合には、より大きな感情と、より多くのアドレナリンがある」
ダンテ自身は、この夏にフランスのニースで現役キャリアを終えたばかりだ。そんな彼が今、バイエルンのリザーブを率いているのは、スポーツ担当取締役マックス・エーベルのおかげだという。「僕はミュンヘンにいた」とダンテは振り返ったが、正確な時期はもう思い出せないという。「その時にマックスに『会おうよ、コーヒーでも飲もう』と言った。そこで話をしたんだ。『何をしている? この先は何をする?』ってね。僕は、どうしても監督になりたいと彼に話した。それから何度もやり取りを重ねた。『どう思う? 来年に向けてどう進む?』と聞かれて、僕は『まだ分からない』と答えた。そうして話が進んでいった」
指導者としてのダンテは、とりわけかつて共にした3人を手本にしたいという。ペップ・グアルディオラ、ユップ・ハインケス、そしてかつてグラードバッハで指導を受けたルシアン・ファヴルだ。「ペップのいいところ、ユップのいいところ、ファヴルのいいところ。そこから指導者としてのダンテのアイデンティティーを築かなければならない」












