モドリッチ、最後のタイトル獲得を目指す
モドリッチは、前シーズンの失望を糧に、最高の形で伝説的なキャリアに幕を閉じようとしている。 『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、チャンピオンズリーグ6度制覇、バロンドール受賞のクロアチア人MFは明日、1年間の契約延長を正式に発表する見込みだ。41歳の誕生日を目前に控え、モドリッチはサン・シーロでルーベン・アモリム監督の下、タイトル獲得へ意欲を燃やす。
彼はベンチ要員になるつもりはなく、昨季の終盤に抱えた不満を原動力にする。ACミランは5位で来季ヨーロッパリーグ出場となり、代表でもW杯32強敗退を経験した。 10月6日にスプリットで行う代表引退試合後に代表を退き、ミランの2つ目の星と欧州大会での活躍に集中する。もう1つのタイトルこそ、チャンピオンとして舞台を去る最善の方法だと彼は知っている。
アモリムはベテラン選手に新役割を示した
2025-26シーズン、モドリッチはほぼ先発起用されたが、来季は異なるアプローチが必要だ。アモリム監督と首脳陣は、年齢を踏まえ、パフォーマンスを維持するには慎重な起用が不可欠だと認識している。ミランはセリエA、EL、コッパ・イタリアの3大会を戦う。フィジカル重視の戦術もあり、ローテーションの重要性はさらに高まる。
昨季はアッレグリ前監督の下で37試合に出場し2ゴール3アシストを記録したが、今季は出場を約30試合に絞る見込みだ。 クラブは量より質を重視し、重要な局面でフレッシュなモドリッチを起用する方針だ。
ジャシャリ、脚光を浴びる準備は万端
モドリッチ残留は、アルドン・ジャシャリへの信頼不足ではない。昨夏3400万ユーロ+ボーナスで加入したスイス代表は、腓骨の重傷で3か月離脱し、出場機会も限られた。だがアモリム監督は、この若手に明確なビジョンを持つ。 3-4-2-1のシステムでインサイドMFとして最適だと確信している。
アモリムは、クラブ・ブルッヘ時代からジャシャリを徹底分析。彼のゲームメイクとボール奪取は、ベテランの後継者にふさわしいと判断した。昨季リーグ9試合先発にとどまったが、今季は中心として起用される見込みだ。ジャシャリは8月3日にパースでチームに合流。巨額投資の価値を示す準備はできている。
バランスの取れた戦術的共存
アモリム監督の最大の課題は、チーム編成のバランスだ。モドリッチとジャシャリは技術が高いが、2人を同時に起用するとフィジカルが不足する恐れがある。フォファナ、ロフタス=チーク、ラビオといったフィジカルに優れた選手もいるため、アモリム監督は相手の状況に応じて攻撃の起点となる選手をローテーションで起用すると見られる。 ヨーロッパリーグはジャシャリがリズムと経験を積む場となるだろう。












