デラップにエヴァートン移籍を勧める声
エヴァートンは、現在の夏の移籍市場で23歳のチェルシーFWデラップの獲得を狙っていると報じられている。スタンフォード・ブリッジで定着に苦しんでいることを受けたものだ。チェルシーは、2025年夏にイプスウィッチ・タウンへ支払った3000万ポンドの移籍金の大半を回収するため、マンチェスター・シティの元アカデミー出身である同選手を手放す用意があるとされる。エヴァートンの元トップスカウトであるキング氏は、マージーサイドへの移籍がこのアタッカーのキャリアを再び軌道に乗せる最善の道だと考えている。
ルカクの歩みが転向を後押し
キング氏は、ルカクがエバートンで166試合87得点を記録し、さらにプレミアリーグ時代のクラブ歴代最多得点者として68ゴールを残している実績こそ、デラップがグディソン・パークでキャリアを立て直すうえで最も重要な基準になるべきだと考えている。
『Football Insider 』に対し、キング氏は「もし自分がデラップで、エバートンから声がかかったら、こう考えるだろう。『すごいじゃないか、もちろんだ。エバートンに行って本当に良い選手になったのが誰か見てみろ。ルカクだ』と」と語った。
さらに「彼はローンで行って、エバートンで本当に名を上げたよね。そして彼にとっては、より大きなものへの扉を開く素晴らしい道筋だった」と続けた。
ルカクの若手時代の成長を振り返り、キング氏は「正直に言うと、彼が若い選手としてエバートンに来た時、私が覚えているのは、彼が17歳の時にラ・マンガの大会でプレーしているのを見たことだ。力強く、フィジカルも強かった。そして左足でなんと素晴らしいフィニッシュをする選手だったことか。当時はベルギー人選手にとって素晴らしい時代だった」と付け加えた。
そして最後に「[ティボー]・クルトワや[ユアリ]・ティーレマンス、そういったあらゆる選手たちだ。だから、もしエバートンへ行くチャンスがあるなら、私ならそれを受ける。たとえ1年間のローンでもね」と締めくくった。
チェルシーの選択肢がデラップを取り囲む
『The Athletic』によると、チェルシーはダニー・ウェルベックの加入を受け、6人いるシニアのストライカー陣を半減させる計画だという。ジョアン・ペドロは残留し、新契約を結ぶ見通しとなっており、デラップは3000万ポンド超の移籍金で売却される有力候補に浮上している。これに加え、6500万ポンドと評価されるニコラス・ジャクソン、2500万ポンドの値札が付くマルク・ギウも候補に挙がっている。この人員過多は、スタンフォード・ブリッジ首脳陣が攻撃陣の選択肢を絞り込もうとする中、エヴァートンにとって動く絶好の機会となっている。
出場時間のリスクが迫る
エバートンは今後、移籍市場が閉まる前にレンタルでの獲得オファーを出すのか、それとも完全移籍を目指すのかを決断しなければならない。デラップにとっては、2031年まで残る長期契約の下でチェルシーにとどまれば、出場機会が大きく制限され、成長が停滞するリスクを伴う。












