【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】レアル・マドリー(ラ・リーガ)との契約延長が難航するヴィニシウス・ジュニオールに対し、アーセナル(プレミアリーグ)が関心。
レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのアーセナル移籍の可能性について、『BBC』が分析している。
2018年に18歳でレアル・マドリーに加入し、公式戦375試合で128ゴールを記録してきたヴィニシウス。2度のチャンピオンズリーグ制覇を含む14個もの主要タイトルを獲得してきたブラジル代表FWだが、現行契約は最終年に突入。契約延長を巡ってクラブ側との交渉は難航していることが伝えられている。
そして『BBC』によると、レアル・マドリーとヴィニシウスは27日にもさらなる交渉を行ったが、現時点では合意に至っていないという。そしてこの状況をアーセナル、さらにサウジアラビア勢が注視しているとのこと。アーセナル関係者は「数ある選択肢の1つ」と主張しているようだが、ミケル・アルテタ監督はヴィニシウス獲得構想を非常に魅力的だと考えており、クラブ内で最優先ターゲットになっているようだ。
その一方で、アーセナル側はヴィニシウス獲得について現実的に考えており、実現の可能性が低いことは承知の上であるとのこと。ヴィニシウス側もレアル・マドリーとの契約延長に前向きであり、今後数日でさらに本格化すると予想されている。レアル・マドリー側も、2027年のフリー退団を避けるため今夏の契約延長を優先しているようだ。そのうえで『BBC』は、2027年1月からヴィニシウスが他クラブとフリー移籍に関して交渉が可能となり、移籍金が発生する今夏よりも給与面で遥かに有利な条件を勝ち取れる可能性を指摘している。
さらに『BBC』は、ヴィニシウス獲得に伴うコストを分析。移籍金はリヴァプールがアレクサンデル・イサク獲得に支払った1億2500万ポンド(約272億円)のイギリス史上最高額を「間違いなく大幅に上回る」とし、さらにレアル・マドリーで受け取る週給45万ポンド(約9800万円)以上の給与を支払う必要があると指摘。これはブカヨ・サカの40万ポンド(約8710万円)を上回るクラブ内ダントツの最高額になるようだ。ヴィニシウス側に来夏のフリー移籍という選択肢があるため、大幅な昇給を要求することは確実視されている。
しかしアーセナル側は、これらの獲得コストを賄う資金と財力があると判断しており、また選手に対して好条件の肖像権契約を提示してきた実績も重要な要素となるという。さらに、クラブ内部でもヴィニシウス獲得を支持する声が大きいと伝えられている。
■アーセナル移籍が実現するシナリオ
そのうえで『BBC』は、アーセナル移籍が実現するシナリオについて以下のように分析した。
「実質的に、交渉の主導権はほぼ完全にヴィニシウスが握っている。アーセナルは間違いなくヨーロッパ・フットボールにおいて最も魅力的なプロジェクトの1つだが、ヴィニシウスは彼ほどの地位であっても通常では手にできないような『交渉上の優位性』を手放さなければいけない」
「そして何より重要なのは、『レアル・マドリーの選手であること』を諦めるということだ。彼にその覚悟はあるのだろうか? その答えはまもなく明らかになる」












