【欧州・海外サッカー 最新ニュース】レアル・マドリー復帰のモウリーニョ監督、人間的に丸くなった?
今季から再びレアル・マドリーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督(63)だが、以前より性格や態度が穏やかになって、新たな挑戦に臨んでいるのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。
モウリーニョ監督は2010〜13年にもマドリーを率いたが、自身を「スペシャル・ワン」と称していた当時は大きな緊張感、騒動、論争をスペインにもたらした。チーム内不和、バルセロナとの敵対関係、審判批判、メディアとの対立……と、連日ポルトガル人指揮官の発言や振る舞いが取り沙汰されることになった。
それから13年を経て、マドリーに復帰したモウリーニョ監督は、以前と変わらないプロフェッショナルぶりで、選手たちに厳しい要求を課しているという。マドリー首脳陣は「ここ数年で失われてしまった規律を取り戻し、再びチームを強固にする」ために同指揮官を再び呼び寄せたとされるが、その要望にはしっかりと応じている様子。ベンフィカ時代、家族ががリスボンにいないときに練習場で寝泊まりしていたというモウリーニョ監督は、仕事への情熱自体は一切失っていないようだ。
その一方で、モウリーニョ監督のことを見知っているクラブの人々は、彼が13年前と比べて人間的に丸くなったとの印象を抱いている模様。マドリーでの第一次政権で、まるで「押し付ける」ような指導方法でチームの重鎮選手たちと問題を抱えた同指揮官は、現在はより「コンセンサス(合意)」を求めるようになっているという。外部に対しても以前ほどの好戦的な振る舞いは見せることはない……モウリーニョ監督と話をする人々は、そんな感触を覚えているとのことだ。
なおモウリーニョ監督本人も、1年前に応じたUEFAとのインタビューで自身の内面の変化について語っていた。
「以前はもっと自分のことを考えていたし、もっと利己的だった。だが現在、自分の在り方は利他的になっている。私は他者を助けるためにフットボールの世界にいるんだ。自分自身を助けるためではなく、ね。私は自分のキャリアがどうなるのかを考えるためではなく、選手たちを助けるためにここにいる。自分のことよりクラブとファンのことを考えているよ」
2010〜13年のモウリーニョ監督は、記者会見で異常なほどの緊張感をもたらしていた。まるで全員を睨みつけるようにして話し、その特殊な雰囲気にのまれる記者やカメラマンたちもいたが、そういった態度も変化しているのだろうか。現時点でマドリーは、入団会見などモウリーニョ監督が公の場で話す機会を供していない。












