ニューカッスル・ユナイテッドが、シーズン開幕直前にまったく予想外の監督交代を行うようだ。
複数の英メディアの一致した報道によると、長年にわたって成功を収めてきた指揮官エディ・ハウは休養を取る意向で、クラブを即時退団する見通しだ。しかも新たなプレミアリーグ開幕の22日前というタイミングだという。
後任にはすでにマティアス・ヤイスレが候補として控えているようだ。伝えられるところでは、38歳のドイツ人指揮官はニューカッスルと交渉をかなり進めているという。ヤイスレはかつてRBザルツブルクで監督としてのブレイクを果たし、2023年にサウジアラビアのアル・アハリへ移籍。現行契約は2027年まで残っているが、契約解除は問題にならないとみられる。ニューカッスルとアル・アハリはいずれも、サウジアラビア政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が過半数を保有しているためだ。
ハウは2021年にニューカッスルの監督に就任し、その後は大規模な補強策を追い風に、クラブをかつてない高みへと導いてきた。それまで20年間遠ざかっていた中、マグパイズは直近で2度チャンピオンズリーグ出場を決めた。さらに2025年にはリーグカップ制覇も達成し、これはニューカッスルにとって70年ぶりのタイトルとなった。
エディ・ハウ、移籍市場の動きに不満か
ハウは新シーズンに向けた準備にも通常通り入っており、この2週間では3試合のテストマッチでチームを指揮していた。水曜日には2部のブリストル・シティ相手に1-4の敗戦を喫した。ただ、ここ数週間にわたって辞任を考えていたとされ、ここ48時間で最終決断に至ったという。
情報筋によると、移籍市場での満足できない動きも一因となったようだ。ニューカッスルはサンドロ・トナーリを1億800万ユーロでトッテナム・ホットスパーへ、アンソニー・ゴードンを8000万ユーロでバルセロナへ売却し、2人の主力を失った。さらに主将ブルーノ・ギマランイスも退団する可能性がある。
一方で、ニック・ヴォルテマーデの将来は依然として不透明だ。ドイツ代表の同選手は、昨夏にVfBシュツットガルトから7500万ユーロで加入した後、ニューカッスルでのデビューシーズンを全体として失望の残るものにした。その過程では、ハウが彼を本職ではない中盤で繰り返し起用したことを受け、一時的に指揮官の信頼も失っていた。
また、マグパイズ自体も最近は下降線をたどっており、それがハウへの批判を招く一因にもなっていた。ニューカッスルは昨季、プレミアリーグを12位で終え、国際大会出場権を逃している。












