アンチェロッティ、ベテラン起用を支持
ネイマールが、輝かしい16年間の代表キャリアに正式に幕を下ろした。34歳の決断は、ワールドカップ・ラウンド16でノルウェーに敗れるという痛恨の敗退を受けたものだ。早期敗退にもかかわらず、ブラジル代表を率いるアンチェロッティ監督は、元バルセロナのこの選手が北米行きのメンバーに入るに値したとの見解を崩さなかった。
フィジカル準備をめぐる不満
イタリア人指揮官は、ネイマールが直面していた難しさを認めた。とりわけ試合勘の面や、モロッコ戦とハイチ戦というグループステージ初戦2試合を欠場することになったグレード2のふくらはぎ肉離れについて言及した。アンチェロッティ監督は『ESPN』に対し、「技術的なレベルで、期待されていたような貢献はできなかったと思う。なぜなら、彼にはそれができなかったからだ。ただ、姿勢という点では非常に前向きな姿勢だった。私は彼に強い愛情を持っているし、その姿勢や振る舞いには感謝を伝えた。そして、26人のメンバーに彼を含めたのは正しい決断だったと思っている」と語った。
一方で指揮官は、舞台裏で見せたネイマールのリーダーシップとプロ意識を称賛しながらも、大会に入るまでのスター選手のコンディションについては失望を隠さなかった。
アンチェロッティ監督は「私を悩ませた唯一のことは、ネイマールがその準備期間にもっと良い準備ができたはずだという点だ。第4戦ではなく第1戦から出場できる状態にしておくこともできたはずだ。それだけが唯一、残念だった部分だ」と付け加えた。
新時代の幕開け
象徴的な背番号10が構想から外れたことで、アンチェロッティは2030年ワールドカップを見据え、チーム全体の再建に目を向けている。この移行はブラジルサッカーの哲学における大きな転換を示すものであり、2010年代の象徴的な存在への依存から脱却し、次世代の才能へと向かう流れとなっている。
「ネイマールのような選手について言えば、彼はすでに昨日コメントしていたし、その決断には最大限の敬意を払う。歴史の中では、ひとつの世代が終われば、別の世代がやって来なければならない。そして、その世代は前の世代より優れていなければならないと思っている」と、レアル・マドリー前監督は述べた。
さらなるベテラン選手の入れ替わりが予想される
国際舞台からの退場が見込まれている著名な存在は、ネイマールだけではない。アンチェロッティは、ブラジル代表の主力を担ってきた複数の選手についても、終わりが近づいている可能性を示唆した。
カゼミーロ、ダニーロ、アレックス・サンドロの今後について問われると、アンチェロッティは高齢化するチームについて率直に答えた。「そう思う。ひとつの時代が終わりに近づいている。もちろん、彼ら全員に感謝しなければならないし、私は彼ら全員にとても愛着がある。だが、30歳を超えた選手は終わったという考えがあるなら、我々は未来について考えなければならないということだ。……こうした選手の何人かは、もちろんそこにいるだろう。例えばマルキーニョスだ。アリソンについては、様子を見よう」












