アーセナル、ヴィニシウス獲得へ野心的な動きか
アーセナルが『オペレーション・ビニシウス』を始動させた。クラブ史上最も注目度の高い補強になり得るこの獲得を実現できるという本気の期待を抱いているためだ。アーセナルは、レアル・マドリーのウインガー獲得に向けて、あらゆる手を尽くす構えである。今週には、ビニシウス、代理人、そしてマドリー幹部の間で重要な話し合いが行われている。これらの協議によって、ベルナベウで契約延長にサインするかどうかが決まる見通しであり、現時点ではそれが本人の第一希望とされている。
ブラジル代表をロンドンへ呼び込むため、アーセナルは現在の給与体系を大幅に超える条件を提示する用意がある。『テレグラフ』によれば、週給40万ポンドを超える基本給を提示できる可能性があり、さらにボーナスや肖像権収入によって実際の報酬は一段と高額になるという。
オースティン、賃金体系の崩壊に警鐘
『Sky Sports News』 で語った元プレミアリーグFWのオースティンは、ミケル・アルテタ監督のチームに及ぶ可能性のある財政面での影響に深刻な懸念を示した。その大きな賃金格差がクラブを不安定化させかねないと警告している。
「アーセナルの構造を本当に壊しかねないと思う」とオースティンは説明した。「それは見た目の問題としても、あるいはこの4、5、6年のアーセナルのやり方としても、違うと思う。
「私たちは皆、以前のアーセナルを批判していた。だが、彼らがどうやって今の位置まで自分たちを築き上げてきたかを見てほしい。そして、そのうえでああいう選手を連れてくるとなると……構造は完全に吹き飛んでしまう。彼は[デクラン]・ライスのほぼ2.5倍を稼ぐことになるんだ!」
ロッカールーム内で不穏な空気か
オースティンはさらに、ライスやブカヨ・サカのような既存のスター選手たちが、これほど大きな収入格差にどう反応するかについても強調した。これはチーム内の摩擦につながる可能性があるとの見方を示している。
「選手たちは、彼が安く来るわけではないと分かっている。そして、そこで『ヴィニシウス・ジュニオールだからね、うん』となるか、あるいは『どうも納得できない、このパイをもっと欲しい、自分もこのマネートレインに乗りたい』となるかだ」と、同氏は付け加えた。
「ファンが彼らにどうあってほしいと期待していようと、それがサッカー選手の考え方なんだ。もし彼がアーセナルに加入すれば、プレミアリーグの大半を震え上がらせるだろう。本当にそうだ。だが、アーセナルというフットボールクラブにとっては、プラスよりもマイナスの方が大きくなる可能性があると私は思う。本当にそう思う」
レアル・マドリーとの協議が鍵を握る
潜在的なリスクはあるものの、ヴィニシウスほどの格の選手を獲得することは、プレミアリーグ優勝争いを繰り広げるアーセナルにとって、強烈な意思表明となる。移籍の当面の行方は、スペインの首都で行われる協議の結果にかかっている。レアル・マドリーはこのFWの残留期間延長を説得しようとする一方で、アーセナルは水面下でその推移を熱心に見守っている。もし交渉が合意に至らなければ、アーセナルはブラジル代表スターの決意を試すべく、クラブ史上最高額のオファーを提示する構えだ。












