アルテタ、MF補強の第一候補獲得へ
アーセナルがついにギマランイス獲得に向けた交渉を突破し、28歳の同選手について移籍金7500万ポンドで合意した。『talkSPORT』が伝えている。ブラジル代表の同選手は、ミケル・アルテタ監督が今夏の最優先ターゲットに位置づけていた存在で、アーセナル指揮官は昨季プレミアリーグで支配的な戦いを見せた中盤に、さらに最高級のクオリティーを加えることを望んでいた。ギマランイスにはここ数カ月にわたってエミレーツへの移籍話が盛んに取り沙汰されており、この取引はタイトル防衛に向けて準備を進める北ロンドンのクラブによる重要な意思表明となる。
この移籍は、先月に選手本人とアーセナルの間で個人条件が合意に達した後に進展したものだ。過去の移籍市場では欧州各地から関心が寄せられていたものの、この夏にアーセナルは同選手の獲得をめぐって実質的な競争に直面しなかった。ライバルクラブは、かつてリヨンでプレーしたこのスター選手が北ロンドン行きになるとみていたためだ。ギマランイスは現在ラ・マンガでのトレーニングキャンプに参加しており、メディカルチェックを受けるために現地を離れる準備を進めている。
慌ただしい夏の4人目の補強
ギマランイスは、積極的な補強を続けるアーセナルにとって、この夏の移籍市場で4人目の新戦力となる見通しだ。補強のスタートは、レンタルでの活躍を受け、バイエル・レバークーゼンからピエロ・インカピエを3450万ポンドで完全移籍加入させたことだった。続いてアーセナルは、リーズ・ユナイテッド退団後にフリー移籍となっていたGKイラン・メスリエを獲得し、ダビド・ラヤとポジションを争う体制を整えた。3人目の加入はギリシャ人WGクリストス・ツォリスで、レアンドロ・トロサールがベシクタシュへ退団したことを受け、その後釜としてベルギー・プロ・リーグ史上最高額となる3400万ポンドで加入した。
ニューカッスル主将の加入後も、アーセナルの支出は止まらないかもしれない。クラブは引き続き、レアル・マドリーのスーパースター、ヴィニシウス・ジュニオール獲得という衝撃的な動きと結び付けられている。報道によれば、アーセナルは同選手をサンティアゴ・ベルナベウから引き抜くため、クラブ史上最高給の選手にする用意があるという。
デクラン・ライスにとって完璧な相棒
ギマランイスの獲得には、ブラジル代表MFがデクラン・ライスと恐るべきコンビを形成するとの見方から、識者たちの大きな称賛が集まっている。この移籍について、フットボールアナリストのロリー・ジェニングスは、アルテタ率いるチームにとって「完璧な補強」だと表現した。ジェニングスは次のように述べている。「獲得することになるのは、デクラン・ライスと一緒にプレーできる選手だ。デクラン・ライスとブルーノ・ギマランイスの中盤コンビは、考え得る限り最も威圧的なものに近い」
さらにジェニングスは、現在のアーセナルの立場にあるクラブにとって、この取引が持つ戦略的重要性について詳しく語った。ジェニングスはこう説明している。「ブルーノ・ギマランイスがアーセナルに加入することは、ニューカッスル・ユナイテッドが目指しているもの、少なくとも目指していると公言しているもの全てにとって、非常に大きな痛手になると思う。そしてこれは、アーセナルがまさに取るべき動きそのものだ。リーグ優勝を果たすと、ある種の力を託される。その力が与えられ、かなり高圧的な振る舞いをすることが許されるし、ほとんど命じるように振る舞うこともできる」
セント・ジェームズ・パークで流出が続く
ニューカッスルにとって、ギマランイスの流出は、大きな変革に見舞われている今夏における新たな打撃となる。クラブでは複数の重要人物がすでに去っており、まずベテランDFキーラン・トリッピアーが退団。さらにアンソニー・ゴードンも7000万ポンドでバルセロナへ売却された。とりわけ中盤の戦力流出は深刻で、イタリア代表のサンドロ・トナーリも最近、クラブ史上最高額となる1億ポンドの移籍金でトッテナムに加入した。これらの放出によって移籍金は総額で2億ポンド近くに達したが、5年間クラブを率いた後にエディ・ハウが退任したことで、新監督マティアス・ヤイスレには大規模な再建という難題が残された。ヤイスレは、さらにスター選手を失う可能性にも直面している。サポーターの人気が高いジョエリントンもまた退団希望を表明しており、報道によれば、クラブ関係者に対して新たな挑戦に踏み出したい意向を伝えたという。












