ジェイドン・サンチョのボルシア・ドルトムント再復帰の可能性は、近く完全に消滅するかもしれない。
Foot Mercatoの報道によると、このアタッカーには驚きのオファーが届いているという。報道では、カタールのアル・ラーヤンSCがサンチョに好条件のオファーを提示したとされている。
イングランド人のサンチョは、マンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了したため、7月初旬から無所属となっている。そのため、アル・ラーヤンSCはサンチョ獲得に移籍金を支払う必要がない。セルビア人ストライカーのアレクサンダル・ミトロヴィッチを擁する同クラブはカタール屈指の強豪だが、通算8度のリーグ優勝のうち、最後の優勝は2016年までさかのぼる。
もしサンチョがアル・ラーヤンSC移籍を選べば、BVBへの再復帰は実現しないことになる。 ここ数カ月にわたって憶測が飛び交っており、直近では26歳のサンチョによるボルシアでの3度目の挑戦が引き続き話題になっていたとされる。
Bildは少し前、BVBがサンチョ獲得に動いていると報じていたが、そのドリブラーは大幅な減俸を受け入れる必要があるという。年俸の上限は500万ユーロで、それではサンチョがここ数年ユナイテッドで受け取っていた給与を大きく下回ることになる。ジェイドン・サンチョ、BVB復帰ではなくカタール移籍へ?
ドルトムントは17歳だったサンチョをマンチェスター・シティから獲得し、ブンデスリーガでサンチョは国際的な飛躍を遂げた。2021年にはユナイテッドが移籍金8500万ユーロを投じたが、生まれ故郷ロンドン出身のサンチョはオールド・トラッフォードでその大きな期待に応えることができなかった。そんな中、サンチョは2023-24シーズン後半戦に一度BVBへ復帰し、ウェストファーレンで充実した半年間を過ごした。ただ、その後にボルシアが完全移籍で獲得することは財政的に不可能だった。
マンチェスターでも将来がなかったため、サンチョはこの2年間で再びレンタル移籍に出されていた。しかし、チェルシーでもアストン・ヴィラでも、ドルトムント時代の絶頂期に見せていた本来の力を取り戻すことはできなかった。それでも依然として有力な関心先はあるようで、BVBに加え、直近ではとりわけアトレティコ・マドリーも新天地候補として取り沙汰されていた。
ただ、カタール移籍となれば、サンチョはいったんトップレベルのฟุตบอลから身を引くことになる。かつてドルトムントでこのテクニシャンを欧州屈指のエキサイティングなアタッカーの1人に押し上げた卓越したパフォーマンスを思えば、20代半ばでそうした道をたどるのは、スポーツ面から見てかなり悲しい展開と言える。












