何が起きているのか?
右手首の負傷により約4か月にわたってコートを離れていたスペインのスター、カルロス・アルカラスの全米オープン出場は、8月13日に開幕予定のシンシナティ・マスターズ1000への出場にかかっている。かつて世界ランキング4位を記録した英国のグレッグ・ルセドスキーがそう指摘し、このアメリカの大会がスペイン人選手が今季最後のグランドスラムで戦えるかどうかを見極める「決定的」なものになるとの見方を示した。
ルセドスキーはポッドキャスト「オフ・コート」でのコメントで、「アルカラスが全米オープンでプレーするいかなるチャンスを得るためにも、彼はシンシナティでプレーしなければならない」と述べ、こう続けた。「もし彼がシンシナティでプレーし、手首が無事であれば、それは我々のスポーツにとって素晴らしいニュースになる。我々は間違いなく彼の復帰を必要としているのだから」
4か月の離脱、そして6つの主要大会
ムルシア出身のアルカラスは、バルセロナ・オープン(コンデ・デ・ゴドー)に初出場した際に右手首を負傷した4月15日以降、いかなる大会にも出場していない。この離脱により、彼はマドリード、ローマ、ローラン・ギャロス、クイーンズ、ウィンブルドンの各大会に加え、カナダ・マスターズ1000への出場を断念せざるを得なかった。
スペイン人選手の名前はシンシナティの出場選手リストに掲載されているものの、その出場はいまだ確実ではなく、回復の進み具合次第となる。一方で、このアメリカの大会は彼のコート復帰の場となり得るものとして注目を集めている。
ルセドスキーは反対のシナリオを評価する際にはより断定的で、こう強調した。「もし彼がシンシナティでプレーしなければ、全米オープンでもプレーしないことは分かっている。そうなれば、非常に長い期間テニスから離れることになる」。このアメリカの大会が、ニューヨークでの戦いに向けたアルカラスの準備状況を見極める最後のテストとなることを明確に示唆した発言だ。
スペイン人選手が再び戦う姿を見たいという思いはありつつも、ルセドスキーはアルカラスが復帰を急ぐべきではなく、回復期間を尊重すべきだと主張し、こう語った。「彼は賢明でなければならない。練習の負荷を段階的に一定のレベルまで上げていく必要があり、あまり急ぎたくはないのだから」
最後に、この元英国テニス選手は、シンシナティの大会形式がアルカラスの試合復帰を容易にする可能性があると、詳細には触れずに示唆した。












