【国内サッカー・Jリーグ ニュース】明治安田J1リーグ2026/2027の開幕戦・横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズの試合が、7日にMUFGスタジアムで開催された。
明治安田J1リーグの2026/27シーズンが8月7日にMUFGスタジアム(国立競技場)でいよいよ開幕した。オリジナル10の名門である横浜F・マリノスと、昨季王者の鹿島アントラーズが激突。「ここから、世界だ。」をコンセプトに、試合前には世界初とされる10枚の巨大LEDフラッグによるスタジアム演出が行われた。
横浜FMは16歳のFW三井寺眞が左サイドハーフでスタメンに名を連ねた。16歳4カ月5日での開幕スタメンは、DF中野伸哉の持つ17歳6カ月10日の記録を更新。三井寺がJ1史上最年少記録保持者となった。対する鹿島も、18歳でクラブの生え抜きFW吉田湊海が先発となった。
すると7分、横浜FMの若武者が偉大な記録を残す。左サイドからMF近藤友喜が切り込んでいって鹿島DF関川郁万を振り切ると、中央へ折り返し。ボールは三井寺へとつながり、最後は倒れこみながらもネットに押し込んだ。
これにより、三井寺は日本代表MF久保建英が横浜FM在籍時の2018年に記録した17歳2カ月22日でのJ1初ゴールを上回り、歴代2位となった(1位は森本貴幸氏の15歳11カ月28日)。
ただ、鹿島もすぐさま反撃。11分に左サイドでセットプレーのチャンスを得ると、アウトスイングのボールをFWレオ・セアラがダイレクトで合わせた。ゴールはネットに吸い込まれた。
1-1と白熱した展開になったなか、試合のボルテージは上がり続ける。18分にはロングボールを受けた三井寺がアウトサイドで直接ボールを浮かした相手を交わすと、そのままMF天野純へパス。左サイドで天野からアーリークロスが上げられると、最後はFW谷村海那がダイレクトシュートを決めて、勝ち越した。
追いかける展開の鹿島は、左サイドのFW鈴木優磨と、最前線の吉田が途中からポジションをチェンジ。すると37分に右サイドで裏抜けした鈴木からパスを受けた新加入MFヤン・マテウスがコントロールショットを放つも、これはクロスバーに嫌われた。
前半はそのまま2-1で終了。横浜FMにリードされた鹿島は、ハーフタイムに吉田と代えて、MF松村優太を投入した。
それでも再びマリノスが追加点。左サイドの三井寺が囲まれながらも局面を打開するパスを天野につなぐと、ボールはまたしてっもエースの谷村へ。背番号9はこれをゴール左側に決めて、この日2点目。マリノスが3-1とした。
しかしここでアクシデント。三井寺は61分に負傷交代。右足を伸ばしてもらいながら担架で運ばれ、FWオナイウ情滋と交代した。
対する鹿島は王者の意地をみせる。81分にレオ・セアラが決めたのだ。右サイドからのクロスボールに合わせた鈴木のヘディング弾はポストに弾かれた。しかしいち早く反応した背番号9が押し込み、3-2とした。さらに86分には再び鈴木の頭が今度は右ポスト。これをFW徳田誉が詰めて同点かと思われたが、オフサイドの判定。スタジアムが悲喜こもごもの観戦に包まれた。
アディショナルタイムは11分。金曜夜のスタジアムのボルテージは最高潮に。猛追する鹿島と、耐える横浜FM。互いに一歩も譲らないまま時計の針は進んだ。
すると鹿島がPKを獲得。これをFWチャヴリッチが右側に沈めて、3-3の同点とした。さらにそのまま、チャヴリッチが今度は右サイドから抜け出して流し込み。王者が逆転劇を披露して、4-3とした。
Jリーグ最多となる6万3960人が詰めかけ、大盛り上がりとなった国立。試合はそのまま終了し、鹿島が開幕戦を白星で飾った。












