ワールドカップMVPをめぐる三つ巴の争い
2026年ワールドカップでスペイン代表とともに際立った活躍を見せ、大会最優秀選手に輝いたロドリ。マンチェスター・シティに所属する30歳のミッドフィルダーであり、2024年のバロンドール受賞者でもある彼の去就は、スペイン人の心をつかむ物語へと発展しており、その獲得をめぐってレアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジェルマンの三つ巴の争いが激化している。
スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、マンチェスター・シティはスペイン人スターの放出と引き換えに8000万ユーロを要求しているという。契約は2027年夏に満了予定で残り1年となっているにもかかわらず、ワールドカップでの見事なパフォーマンスを利用して、金銭面で最大限の利益を得ようとしている。
バルセロナとパリが参戦、レアルは様子見
この問題は週末の間に新たな進展を見せた。フランスのRMCスポーツによると、これまでロドリの名前がレアル・マドリードとのみ結び付けられていたなか、パリ・サンジェルマンとバルセロナが正式に獲得レースに加わったという。
イタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノは、パリのロドリへの関心はディオマンデの移籍を受けたレアル・マドリードへの対抗策だと指摘した。一方、スペインメディアの間では、王者クラブの本当の意図をめぐって見解が分かれており、移籍に本気だと見る向きと、移籍を望んでいるのは選手自身だと考える向きがある。
シティはあらゆるシナリオに備える
欧州各クラブからの大きな関心にもかかわらず、マンチェスター・シティは巨額の給与を含むオファーでロドリの契約延長に向けた動きを始めた。しかし同時に、彼の退団の可能性にも備えており、中盤における複数の代替候補に関心を寄せている。その中にはバルセロナの若手スター、マルク・ベルナルの名も挙がっている。
最終的な決断はロドリ自身の手に委ねられている。彼は、巨額の給与でマンチェスターに残留するか、スペインリーグに復帰するか、あるいはパリ・サンジェルマンで新たな挑戦に臨むかという難しい選択に直面しており、これは今夏の目玉となり得る移籍の一つだ。












