フリック、移籍の憶測より休養を優先
トーレスは現在、カタルーニャのクラブとの契約が最終年に入っている。26歳の同選手がバルセロナに対し、フランスの強豪と個人条件で合意したと報じられる中で、PSG加入を望んでいると伝えられたことで、この状況はますます切迫したものとなっている。フリックは公には交渉から距離を置く姿勢を保っているが、クラブは新たなラ・リーガ開幕を前に戦力と財務のバランスを整えようとしており、パリから重要なオファーが届けば対応を迫られる可能性がある。
トーレスを巡る不透明感が高まる中、フリックがこの件について言及した。FWのトーレスにはカンプ・ノウを離れる移籍を望んでいるとの報道が出ている。ドイツ人指揮官は、ウーディネでのプレシーズンマッチ後、元マンチェスター・シティ所属の同選手がリーグ・アンへ移籍する可能性について直撃された。フリックは明言を避け、「選手たちの休暇は尊重しているし、私には情報がない」と語った。
アラウホが新たな挑戦を望んでいることを認める
フリックはまた、ここ数週間にわたって将来を巡る激しい議論の的となっているロナルド・アラウホの状況にも言及した。ウルグアイ代表はリヴァプールへ1シーズンの期限付き移籍で加入する見通しとなっている。指揮官はアラウホのフィジカル面の能力を高く評価する一方で、このDFが新たな挑戦を求めて他クラブへの移籍を望んでいる可能性を示唆した。
「ロナルドは素晴らしい人物で、ファンタスティックな選手だ。強さとスピードがあり、ボールを持っても優れている」とフリックは語った。その一方で、移籍の可能性については避けられないという感覚も認め、「彼も何か新しいことをしたいのだと思う。残念なことだが、過去に何かがあって、彼も変わりたいと思ったのだろう」と付け加えた。
移籍市場では忍耐が必要だ
注目は依然として退団の可能性に集まっているが、フリック監督は新戦力の補強に関する憶測をこれ以上あおらないよう慎重な姿勢を崩さなかった。ドイツ人指揮官は、クラブは常に改善を目指しているものの、市場では一定の忍耐を保たなければならないと強調した。「我々は常に改善や、必要な選手を加えることについて話しているが、落ち着かなければならない」と語った。
「今週は多くの選手が合流する。今季のプレシーズンは異例で、奇妙なものだ。選手たちの休暇を尊重しなければならないし、このプレシーズンは普通ではない。インターナショナルブレイクまで対応していかなければならないし、それまでは100%の状態にはならないだろう」
メンバー変更と難しい退団
フリック体制への移行では、すでに人事面で厳しい決断が下されており、指揮官はマルク・カサドとルーニー・バルドグジの退団について口を開いた。フリックは、自身の主要な構想に含まれていないことを選手に伝えるのは、自らの役割の中でも特に難しい部分の一つだと認めた。「各シーズンの終わりには変化がある。それは普通のことだ。難しいことではあるが、決断しなければならない。私は昨季の終わりに彼らと話し、イングランドでも話をして、助言を与えた」とフリックは明かした。












