マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックス移籍は、再びかなり複雑な状況になったようだ。『Marca』の移籍市場専門家マッテオ・モレット氏が伝えている。金曜日の時点ではほぼ成立した取引とみられていたが、ここ数時間で交渉は再び行き詰まった。
金曜日には、FCバルセロナのGKがアムステルダムへ移籍するうえで、もはや何の障害もないように見えていた。テア・シュテーゲンのアヤックス移籍はほぼまとまっており、バルサも移籍にゴーサインを出していたため、オランダ行きは時間の問題と思われていた。
しかし現在、状況は完全に変わってしまったとモレット氏は説明している。当初は形式的な手続きにすぎないと思われていたものが、スペイン移籍市場における『この夏最大級の連続ドラマの一つ』になりつつある移籍案件で、新たな障害へと発展した。
当初の問題は主に税務面にあったが、現在ではドイツ人GKの給与負担の分担をめぐっても意見の相違が生じている。その結果、交渉は再び膠着状態に陥っている。
バルセロナはファイナンシャル・フェアプレーの規則を理由に、これ以上の譲歩をする考えはない。カタルーニャのクラブは自らの立場を崩しておらず、そのためアヤックスにとって交渉を前進させる余地はほとんどない。
アヤックスも現時点では、テア・シュテーゲン獲得を成立させるための追加的な一手を打てない状況だ。そのため、この移籍は再び完全に停滞しており、早期の打開は当面見込めそうにない。
それでも、今後数日で再び状況が明らかになるとの見方はある。移籍成立に向けて妥協点を見いだせるかどうか、両クラブは判断を迫られることになる。
ひとまずテア・シュテーゲンはバルセロナにとどまる。ドイツ人GKは、アヤックスとバルサが残る問題点を解消し、ヨハン・クライフ・アレナへのレンタル移籍が実現するかどうかを見守っている。












