新たな時代の幕開け
ジダンがついにフランス代表の新監督に正式決定した。レアル・マドリーのレジェンドはデシャンの後任として、4年契約にサイン。フランスを新たな時代へ導くことになった。フランスサッカー連盟(FFF)のフィリップ・ディアロ会長は、パリにある同連盟本部で行われた盛大な記者会見で、1998年ワールドカップ優勝メンバーを正式にお披露目した。
生涯の夢だった監督業の実現
フランス代表の指揮を執ることは、長らくジダンにとって究極の目標と見なされてきた。クラブレベルで信じ難い成功を収めた後、この伝説的MFは母国代表を率いたいという願望を公然と口にしていた。
ジダンはFFFの公式ウェブサイトで、「これまでも何度も言ってきたが、フランス代表以上に偉大なものはない。だからこそ、このフランス代表の監督になることは喜びであり、もちろん大きな誇りでもある」と語った。
さらに「同時に、それは責任でもある。フィリップ・ディアロ会長、執行委員会、そしてフランスサッカー連盟の信頼に感謝したい。そして、ディディエとそのスタッフが14年間にわたって尽くしてきたことにも敬意を表したい。きょうは、私を指導してくれたすべての監督たちにも特別な思いを抱いている。言うまでもなく、フランス代表に対して高い目標を持っている」と続けた。
会見では、「ここには素晴らしいチームがあり、この継続性の上に築いていけることをうれしく思う。夢がかなった。言えるのは、クラブを率いるオファーは受けていたが、フランス代表のためにそのすべてを断ったということだ。レアル・マドリーでの時間を終えた後、私がやりたかったのはそれだけだった。子どもの頃からフランス代表を知り、トップチームにたどり着くまであらゆる段階を経験してきた。今日、その監督になることは頂点を意味する。フランスをトップにとどめるため、すべてを捧げる」と述べた。
伝説的な血統を受け継ぐ
ジダンの就任により、フランス史上屈指の名選手の一人と、並外れた才能を備えたスカッドが結びつくことになった。FFF会長のディアロは、この理想的な組み合わせを強調し、新指揮官を同世代で最も尊敬され、成功を収めた監督の一人だと評した。
「ジネディーヌ・ジダンがフランス代表の監督に就任することは、フランスサッカー連盟にとってこの上ない誇りだ」と同氏は認めた。「これは、フランス代表の歴史におけるレジェンドであり、同世代で最も多くのタイトルを獲得し、最も尊敬される監督の一人となった人物と、最高の野心に突き動かされる、並外れた可能性を秘めたチームの出会いを意味する」
好スタートを切る
ジダンは8月1日付で正式に新たな役職に就き、9月初旬までにコーチングスタッフを固める見通しだ。本格始動までの時間はほとんどなく、すぐに最初の公式戦を迎えることになる。初陣の大会は2026-27シーズンのUEFAネーションズリーグで、9月に開幕する。そこから焦点はすぐにユーロ2028の出場権獲得へと移る。最終的に、ジダンに課された最大の使命は、スター選手をそろえるチームを2030年ワールドカップに向けて準備させることだ。












