移籍市場に詳しいデイヴィッド・オーンスタイン記者によると、チェルシーはペップ・チャバリアの移籍をめぐってラージョ・バジェカーノとの合意に近づいている。28歳のスペイン人DFは、すでにレアル・マドリーでプレーしている同胞マルク・ククレジャの後継者となる。
チャバリアは典型的な大器晩成型だ。左サイドバックの同選手は2020年にはまだスペイン4部でプレーしていたが、その後フリーでレアル・サラゴサへ移籍した。
その伝統あるクラブで2年を過ごした後、200万ユーロ未満でラージョへ移籍。そこでキャリアは飛躍を遂げた。現在までにマドリードのクラブで125試合に出場し、2ゴール8アシストを記録している。
チャバリアの契約は2030年半ばまでとなっており、5000万ユーロの解除条項が設定されている。しかし、移籍ジャーナリストのニコロ・スキラ記者によれば、クラブ間は2500万ユーロに加えてボーナス500万ユーロで合意に近づいているという。
チャバリアの貢献もあって、ラージョは昨季のヨーロッパで名を上げた。労働者街バジェカスを本拠とする同クラブはカンファレンスリーグ決勝まで勝ち進んだが、クリスタル・パレスに1-0で敗れた。
チェルシーは新たな左サイドバックを強く必要としている。ククレジャの退団後、純粋な左サイドバックはジョレル・ハトだけとなっているためだ。そのため、下部組織のランドン・エメナロ(18)にもプレシーズンでチャンスが与えられた。
チェルシーは今夏すでにモーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)、マクサンス・ラクロワ(クリスタル・パレス)、マルコ・パレストラ(アタランタ)、ジョヴァニ・クエンダ(スポルティング・ポルトガル)、バレンティン・バルコ、エマニュエル・エメガ(ともにRCストラスブール)、デネル(コリンチャンス)、ダニー・ウェルベック(ブライトン)、ダスタン・サトパエフ(カイラト・アルマトイ)、そしてジョーダン・ヘンダーソン(フリー移籍)を補強している。
チャバリアの移籍も成立すれば、チェルシーの今夏の移籍金総額は4億ユーロを超えることになる。一方で、退団したアンドレイ・サントス(マンチェスター・ユナイテッド)、ククレジャ(レアル・マドリー)、タイリーク・ジョージ(エヴァートン)の3選手による移籍収入は、合計で約1億3200万ユーロとなっている。












