スュペル・リグへの電撃移籍
サッカー界を驚かせた移籍で、サラーはついにピッチ復帰を果たす見通しとなった。トルコ・スーパー・リグのトラブゾンスポル加入で2年契約に合意したためだ。
この合意までの道のりは平坦ではなく、欧州と中東の複数クラブが元リバプールのウインガーの動向を注視していた。かつてはベシクタシュが元ローマのスター獲得の最有力候補と見られていたが、最終的にこの取引は財政的制約によって破談となった。一方のトラブゾンスポルは、年間1700万ユーロの好条件のパッケージを提示することで、このレジェンドの確保に成功。これにより、同選手はスーパー・リグ最高給選手となる。
なぜサラーは背番号61を選んだのか
加入後、サラーが新天地のユニフォームを身にまとった写真が公開されたが、最も大きな話題を呼んだのは背番号だった。リヴァプールでは11番、エジプト代表では10番のイメージが定着しているサラーだが、新天地では61番のユニフォームを着用している姿が確認された。
『talkSPORT』によると、この選択はトラブゾンの地域文化に深く根ざしており、61は同地の市外局番を意味する。この番号は非常に大きな意味を持っており、サポーターは伝統的に毎試合の61分にスタジアムを花火や紙吹雪、熱狂的なチャントで埋め尽くし、鮮やかな光景を作り出している。
サラーはこの特別な役割を担う最新の選手であり、ジハン・チャナク、ユスフ・ヤズジュ、アブドゥルカディル・パルマクの後に続く存在となった。この番号を背負うことで、“エジプトの王”は即座にクラブのアイデンティティーの一部へと溶け込んでいる。
ただし、61番が今季の正式な背番号になるかどうかは、現時点で確認されていない。移籍を祝うための入団発表で、儀礼的なユニフォームを着用しただけの可能性もある。
正式発表と到着
トラブゾンスポルは交渉の最終段階を通じて透明性を保ち、SNSを通じてファンに最新情報を伝えてきた。クラブは公式声明で、到着までのスケジュールを次のように明らかにした。「移籍交渉を開始したプロサッカー選手モハメド・サラーは、8月5日水曜日12時にイスタンブール・アタテュルク空港ゼネラル・アビエーション・ターミナルに到着する予定である。
「同選手は同日夕方にトラブゾンへ到着する予定である。トラブゾンでの歓迎プログラムの時間およびその他の詳細については、日中にクラブの公式コミュニケーションチャンネルを通じて公表される」
この契約を巡る興奮は、エジプトのピラミッドを登場させたティザー動画が公開されたことで最高潮に達し、その後、サラーが初めてトラブゾンスポルのユニフォームを着た写真も公開された。
サラーのファンへのメッセージ
移籍について沈黙を破ったサラーは、メディカルチェックと契約手続きを完了させるために移動する中で、サポーターに直接語りかけた。クラブが公開した短い動画では、このFWは新たな挑戦に意欲をみなぎらせている様子を見せた。「トラブゾン、準備はいいか?」と彼は語った。「君たちの声が聞こえる。またすぐ会おう。Bize Her Yer Trabzon!(私たちにとって、どこもかしこもトラブゾンだ!)」
プレミアリーグで数々の記録を打ち立て、獲得可能な主要タイトルをすべて手にした約10年にわたる支配の時代を経て、この移籍はサラーのキャリアにおける重要な新章となる。ベテランのウインガーであるサラーには、トラブゾンスポルが昨季の3位フィニッシュを上回ることを目指す中、前線をけん引する役割が期待される。












