それは何か?
バルセロナは、かつて所属していたウイングのアブデサマド・エザルズリ(24歳)の去就をめぐる動きを、固唾をのんで見守っている。レアル・ベティスの同スターへのイングランド勢の関心が高まっており、この夏に実現し得る移籍によって、カタルーニャのクラブは最大1950万ユーロに達する多額の資金を得る可能性がある。
「ムンド・デポルティボ」紙によると、アストン・ヴィラとニューカッスル・ユナイテッドが、このモロッコ人ウインガーの獲得に本腰を入れて動いているという。同選手は先週の月曜日、新シーズンに向けたベティスのプレシーズン練習に合流したが、アンダルシアのクラブは彼の退団を阻むため、6000万ユーロの違約金条項に固執している。
バルセロナはエザルズリの将来的な売却に際して、その20%を保持している。つまり、ベティスが要求額に固執した場合、バルセロナはさらに1200万ユーロを手にすることになり、これによってバルセロナが同選手から得る総収入は1950万ユーロに達する。ベティスが彼の獲得に支払ったのはわずか750万ユーロだった。
バルセロナは当初、このモロッコ人選手の権利の50%を保有していたが、その後ベティスがヴィトール・ロケのパルメイラス移籍を円滑にする取引の一環として、さらに30%を取得した。これにより、カタルーニャのクラブに残されたモロッコ人選手の権利はわずか20%となった。
エザルズリへのイングランド勢の関心は、両クラブの潤沢な資金力を背景にしている。アストン・ヴィラはモーガン・ロジャーズをチェルシーへ1億3700万ポンドで売却し、多額の利益を手にした。一方、ニューカッスルはサンドロ・トナーリのトッテナム移籍(1億800万ポンド)や、アンソニー・ゴードンのバルセロナ移籍(7000万ポンドに加えて出来高1000万ポンド)から巨額の資金を得ている。
エザルズリは昨シーズン、レアル・ベティスで15ゴール・10アシストを記録する傑出したシーズンを送り、ビッグクラブの注目を集めた。一方でバルセロナは、継続する財政危機のなか、今夏の移籍市場での活動を強化するため、獲得し得る資金の流れを注意深く見守っている。












