ベンフィカがレアル・マドリードの条件を拒否した後
スペイン人センターバックのラウール・アセンシオ(23歳)が、今夏の移籍市場でレアル・マドリードを去ることに近づいている。ポルトガル人指揮官ジョゼ・モウリーニョの構想外となった同選手には、フランスのクラブからレンタルでの獲得に向けた真剣な関心が寄せられている。
スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、フランスのオリンピック・マルセイユがこの若きディフェンダーを1年間のレンタルで獲得することを望んでおり、契約には出場試合数やプレー時間に関する一定の目標達成を条件に、1500万ユーロで完全移籍を可能とする条項が盛り込まれるという。
複数の条件を伴う複雑な移籍
同紙は、2031年までの契約を結ぶこの選手の放出を目指すレアル・マドリードが、マルセイユによるアセンシオの将来的な売却の際にその25%を保持することになると指摘した。これはこの銀河系軍団が、選手の市場価値が今後高まった場合にその恩恵を受けられるようにするための措置である。
アセンシオは当初、スペインの首都を去ることに乗り気ではなかった。しかし、彼を構想に組み込んでいないモウリーニョの下での現状は、特にフランスリーグでより多くのプレー時間を確保できる見込みも相まって、クラブが望む移籍に同意する後押しとなるかもしれない。
ベンフィカは買い戻し条項を拒否
一方、ポルトガルの報道は、両者の間で交渉が行われたにもかかわらず、ベンフィカがアセンシオとの契約を見送ったことを明らかにした。
ポルトガルのサイト「Glorioso 1904」は、レアル・マドリードがシーズン終了時に選手を買い戻すことを可能とする条項の導入をベンフィカが拒否したために移籍が成立しなかったと説明した。これは銀河系軍団が固執した条件だった。
この対立は両クラブの考え方の違いを反映している。レアル・マドリードは選手の成長次第で呼び戻せる選択肢を残そうとしているのに対し、ベンフィカは選手への投資から十分な利益を得られなくなる可能性のある移籍に踏み込むことを拒んでいる。












