フィンセント・ヤンセンがメジャーリーグ・サッカーでキャリアを続ける見通しとなった。The Athleticが伝えている。32歳のストライカーは、ロイヤル・アントワープ退団後にフリーで加入する形で、ポートランド・ティンバーズとまもなく合意に達する見込みだ。
ヤンセンはこの夏にアントワープを退団しており、そのため移籍金なしで獲得可能となっている。報道によれば、オランダ人FWはポートランドでいわゆる「デジグネーテッド・プレーヤー」枠を占めることはないという。今回の加入は、FWフェリペ・モラがメキシコのアトレティコ・サン・ルイスへ移籍することを受けたものとなる。
ヤンセンにとっては北米復帰となる。2019年から2022年にかけてはすでにメキシコのモンテレイでプレーしており、3シーズンで24得点を記録した。さらに2021年にはクラブとともにCONCACAFチャンピオンズリーグも制している。
昨季のヤンセンはロイヤル・アントワープのキャプテンとして、公式戦40試合で13得点7アシストを記録し、出場時間は実に3579分に上った。
ヤンセンが大きなブレイクを果たしたのはAZ時代だ。2015-16シーズンにはリーグ戦27得点でエールディビジ得点王に輝いた。その活躍により、当時キャリア最大となる約2500万ドルの移籍でトッテナム・ホットスパーへ渡った。
また、オランダ代表としては22試合に出場し、7得点を記録。2022年カタール・ワールドカップに臨んだオランダ代表メンバーにも名を連ねていた。
ポートランド・ティンバーズでは、最近就任したマルティ・シフエンテス監督の下で新たなプロジェクトに乗り出すことになる。ヤンセンはこの夏のアメリカのクラブにおける最初の大型補強であり、移籍期間中には今後さらに補強が発表される見通しだ。
元AZのストライカーは、今MLSシーズンですでに8得点を挙げている21歳のベネズエラ代表ケビン・ケルシーとポジションを争うことになる。
ポートランドは現在ウェスタン・カンファレンス10位。残り17試合の時点で、プレーオフ進出圏との差はわずか2ポイントとなっている。













