大きな挑戦だ
若き才能であるチャビ・エスパルトとアルバロ・コルテスは、バルセロナでのキャリアにおいて決定的な岐路を迎えている。両選手は昨季、ドイツ人指揮官の下で初めてトップチームに出場しており、新シーズンに向けたプレシーズン期間中、監督のハンジ・フリックにトップチームの一員として残留させるよう説得すべく、懸命に取り組んでいる。
スペイン紙「スポルト」によれば、現在のプレシーズン期間はアカデミー所属選手たちにとって絶好の機会に変わりつつあるという。特にワールドカップに出場した選手の大半が休暇中であることが大きい。フリックはアカデミーから17名の選手をセント・ジョージズ・パークのトレーニングキャンプに帯同させており、その中には不透明な将来に直面するエスパルトとコルテスも含まれている。
エスパルトは昨季、右サイドバックとして6試合に出場し、コルテスはアラベス戦の1試合にセンターバックとして出場した。両選手は今季、フリックの前で自らの実力を証明することを望んでいる。著しい成長を遂げた両選手にとって、Bチームはもはや小さすぎる存在となっており、そこで継続する可能性は低い。
エスパルトはフリックとフロント陣から高い評価を得ている
エスパルトはフリックから大いに気に入られている選手の一人であり、トップチームに残る可能性がある。特に右サイドバックがジュール・クンデ一人しかいないことが背景にある。もっとも、エリック・ガルシアと、まもなくアル・ヒラルから加入するジョアン・カンセロもこのポジションを担うことができる。
エスパルトはマルチな能力が持ち味で、ミッドフィルダーとしてもプレー可能だ。先ごろスペイン代表としてU-19欧州選手権を制しており、これが市場価値とクラブ内での地位を高めた。
関係筋が明かしたところによると、バルセロナのスポーツディレクターはすでにエスパルトの代理人と接触し、2028年6月30日までとなっている契約の延長と条件改善について協議しているという。これはフロント陣が同選手に寄せる大きな信頼を反映している。
報道機関への発言で、エスパルトは自らに与えられた機会への喜びをこう語った。「僕は幸せだし、この時間を楽しんでいる。欧州選手権から戻ってきて、コンディションは絶好調だ。目標はここに残ること。監督が僕への信頼を保ってくれるよう全力を尽くすつもりだ。このクラブで長年過ごしてきたので、自分が何をすべきかは分かっている。与えられた機会を活かすつもりだ」
エスパルトは、エルチェへの1年間のレンタルを経てチームに復帰したエクトル・フォルトと、スタメンのポジションを争うことになりそうだ。しかし、ビラサール出身のこの選手は、トップチームに残れるのであればどのポジションでプレーしても構わないと明言している。
彼はこう付け加えた。「僕はずっと守備的ミッドフィルダーとしてプレーしてきたが、バルセロナでは3年前からサイドバックとしてプレーしている。そこでも快適にプレーできているし、残留のために必要とあらば、監督が求めるどのポジションでもプレーする。ここに残れる自分の力を信じたい。謙虚に、そして懸命に働きながら全力を尽くすつもりだ」
コルテスは残留を強く望む
一方、21歳のアルバロ・コルテスは、クバルシ、エリック・ガルシア、ジェラール・マルティン、アラウホ、クリステンセンといった選手たちとの激しい競争に直面しているが、スタメンの座を確保することに強くこだわっている。
ピケとプジョルに憧れていたこのアラゴン出身のディフェンダーは、昨季終盤にトップチームと練習に加わり、フリックはメンディソローサでの初出場という形で彼を報いた。これは彼に大きな精神的後押しを与えた。
セント・ジョージズ・パークからの発言で、コルテスはこう語った。「僕はこの機会をつかみ、トップチームでの居場所を確保するためにここにいる。僕の望みは残ること。子どもの頃からずっとそれを願ってきた。そしてクラブが下すどんな決定も受け入れ、尊重するつもりだ」
このサラゴサ出身の選手は「Bチームでの時間は終わった」と断言し、他クラブからのオファーがあることを示唆したが、機会が与えられるならバルセロナに残ることを望んでいると述べた。
彼はこう付け加えた。「僕には残るための本当のチャンスがあると思う。監督は僕への信頼を示してくれた」。そして自らを、「守備での競り合いを楽しみ、1対1の局面で快適さを感じ、さらにボールに関与して縦パスを通したいと思う」センターバックだと表現した。
決定的な決断
新シーズンに向けたプレシーズン期間が進むにつれ、コルテスとエスパルトは自らの将来に関するフリックの最終的な決断を待たなければならない。両選手のバルセロナとの契約はいずれも2028年に満了し、スタメンでの居場所を確定できなければ、どちらか一方がレンタル移籍する可能性も排除できない。












