ナディーム・アミリは、ブンデスリーガ内で1.FSVマインツ05からRBライプツィヒへ移籍する見通しのようだ。
Sport Bildは7月上旬、ライプツィヒがアミリに関心を寄せているとすでに報じていたが、同誌は今回さらに続報を伝えた。RBはすでに29歳の同選手と基本合意に達しているという。また、マインツとの交渉も近く合意点を見いだせそうな状況だという。移籍金は15億〜2000万ユーロになる見通しとされている。
Sport Bildによると、ただし移籍成立に向けて最終的に解決しなければならない問題がまだ1つある。ライプツィヒのスカッドは現時点で過剰気味のため、アミリ獲得を完了させるには、まず確実に何人かの選手を放出しなければならないという。売却候補の筆頭として挙がっているのが、この1年半で継続的にレンタル移籍していた(最初はトリノ、その後はナポリ)エリフ・エルマスだ。MFの同選手は可能なら完全移籍での放出が望まれており、ベシクタシュなどが関心を示しているようだ。
一方で、アルトゥール・フェルメーレンをめぐる状況は異なる。ライプツィヒは昨季、このベルギー人選手をオリンピック・マルセイユへレンタル移籍させており、当初はこの夏にフェルメーレンで重要な収入を得る計画だった。だが、Sport Bildによると、21歳の同選手はこれまでのプレシーズンで新指揮官マルティン・デミチェリスに非常に強い印象を残しており、残留する可能性もあるという。ただし、それがアミリ獲得への動きに直接影響することはなさそうだ。というのも、フェルメーレンはインサイドハーフというより守備的MFだからだ。後者のポジションについては、デミチェリスは今後2枚を並べたいと考えているとみられ、ここでアミリを、不動のクリストフ・バウムガルトナー(ただし太ももの負傷で10月末までは離脱見込み)とアサン・ウエドラオゴに加わる理想的な補強と見ているようだ。
ナディーム・アミリは今後、再びチャンピオンズリーグ出場クラブでプレーするのか?
一方、スカッド整理の候補として名前が挙がっているもう1人がコンラート・ハーダーだ。昨夏にスポルティング・リスボンから2400万ユーロの移籍金で加入したばかりだが、21歳のセンターフォワードは、波のある1年目を受けて放出候補と見なされている。Sport Bild によると、問題なのは、ハーダーには欧州で一定の市場がある一方で、出場機会が限られているにもかかわらず、本人が必ずしも移籍を望んでいないことだという。ライプツィヒとの契約は2030年まで残っている。
アミリにとってRBへの移籍は、ここまで2年半を過ごしたマインツで好転したキャリアを踏まえれば、チャンピオンズリーグ出場クラブへの復帰となる。ライプツィヒに移れば、来季は欧州最高峰の舞台に立つことになり、さらに29歳の彼にとって、おそらく最後の本格的な大型契約を手にするチャンスにもなる。競技面でも、RBであればマインツにいるよりドイツ代表の関心を引き続き集めやすい可能性がある。
ナディーム・アミリはユルゲン・クロップ体制下でもドイツ代表に定着したい考えだ
コートジボワールとのグループステージ第2戦(2-1)では途中出場し、デニズ・ウンダフの同点ゴールを演出する見事なアシストも記録。アミリは低調に終わったドイツ代表のワールドカップで数少ない明るい材料の1人だった。パラグアイとのラウンド16敗退では、前監督ユリアン・ナーゲルスマンが延長戦終了10分前になってようやく彼を投入したものの、もはや流れを変えることはできなかった。それでもPK戦では責任を引き受け、成功させている。
その強度の高いプレースタイルは、アミリがライプツィヒに合うだけでなく、新たな代表監督ユルゲン・クロップが今後の代表で打ち出そうとしているスタイルにも合致するとみられる。ライプツィヒのようなトップクラブで安定して好パフォーマンスを見せれば、アミリが引き続きドイツ代表に定着する可能性は確実に高まるだろう。













