ロンドン北部の大規模再開発
トッテナムは3月にイゴール・トゥドールが退任した後、デ・ゼルビ監督の下で改革を進めている。リーグ17位でシーズンを終え、最終戦で降格を回避したクラブは、新監督を支持し、今夏2億3700万ポンドを投資した。
SpursPlayのインタビューでデ・ゼルビは、チームが順調に機能していると語り、補強は継続中だと明かした。「重要な新戦力を迎え、歴史の新たな章を始動させている」と語った。
「就任前に多くの時間をかけクラブを理解し、オーナーの考えも把握していた。エバートン戦前には計画も明確だった。今はプロジェクトの真っ只中であり、強力なチームを作る構想に胸を躍らせている。移籍市場の作業は続いているが、現時点では非常に満足しており、誇りと前向きな気持ちだ」
トナリが、大物新加入選手リストのトップに名を連ねている。
今夏の目玉は、ニューカッスルから加入したサンドロ・トナリだ。移籍金はクラブ最高額となる1億ポンドに達する見込みで、クラブの意気込みを示した。 さらにウェストハムから8500万ポンドでマテウス・フェルナンデス、ブライトンから5200万ポンドでDFヤン・ポール・ファン・ヘッケも加入。GKマルティン・ドゥブラフカ、サイドバックのアンディ・ロバートソン、センターバックのマルコス・セネシをフリーで獲得し、守備陣を補強した。
一方、デ・ゼルビ監督は放出面でも移行期を管理。有望な若手ウィル・ランクシェアとルカ・ヴスコヴィッチは、ミドルズブラとブライトンへ合計7000万ポンドで移籍した。
新たなアイデンティティと魂を築く
デ・ゼルビ監督にとって、巨額の投資は才能ある選手を集めることだけでなく、チームに独自の文化とメンタリティを植え付けることが目的だ。彼はチームが再び降格争いに巻き込まれないよう、チームの性格を再構築することに注力している。このイタリア人監督は選手たちに完全な献身を求め、「トッテナムの選手であることは、トレーニング場を超えたフルタイムの心構えだ」と主張している。
「確かな資質だけでなく、魂と情熱、私たちの価値観を備えた新しいチームを築きたい」とデ・ゼルビは語る。「現代のサッカーはピッチやボールだけではない。私生活を含め、1日のうち何時間仕事に打ち込むかが大切だ。選手たちはトッテナムに所属することを喜び、誇りに思わなければならない」
今シーズンの目標
トッテナムはエンフィールドの練習場でMKドンズとプレシーズン初戦を迎える。多額の資金的支援を受けたデ・ゼルビ監督への期待は高い。同監督はプレミアリーグの厳しさを認識しつつも、自身の指導法に自信を示している。
「トッテナムはプレミアリーグの頂点を争うにふさわしいチームだ。リーグの厳しさは理解しているが、選手に強いモチベーションがあり、ピッチ内外で組織力が整えば、最終的には目標を達成できる」とデ・ゼルビ監督は語った。













