兄の影から踏み出す
ドルトムントでの1年目は浮き沈みのあるシーズンとなったが、ベリンガムはキャリアの次の段階に進む準備ができている。ドルトムントの首脳陣は、レアル・マドリーへ移籍した兄ジュードが残した穴を埋めることができる将来のキープレーヤーとして同選手を見ている。ドルトムントの日本ツアー中、このMFは、もはや将来有望な若手としてではなく、確立されたプロフェッショナルとして見られたいという考えを明確にした。
ベリンガムは極東ツアー中に報道陣に対し、こう語った。「僕はキャリアの中で多くの試合に出てきた。もう小さな子どもではない。僕より若い選手はたくさんいる」
ヌメチャとのパートナーシップ
新シーズンに向けては、ベリングハムとフェリックス・ヌメチャの連係がとりわけ興味深いものとなりそうだ。2人はドルトムントのチームの中心を担い、両ペナルティーエリア間で必要なダイナミズムをもたらす存在になると見込まれている。イングランド人MFは、ここ数週間でピッチ上での連係が目に見えて向上していることから、ファンは大きな進歩を目にすることになると確信している。
ベリングハムはヌメチャとのパートナーシップについて楽観的に語った。「あまり多くは言いたくない。でも、来シーズンのフェリックスと僕には大きな期待をしていい。僕はクラブでますます居心地が良くなっているし、僕たちの連係もどんどん良くなっている」
自国での過酷なプレシーズン
来季に向けて全力で臨める状態を整えるため、ベリンガムは長い夏休みを取らず、その代わりにコンディション強化に重点を置いた。このプロ意識は、彼の野心を明確に示している。ブンデスリーガと欧州の舞台でついにブレークスルーを果たすため、あらゆる可能性を排除したい考えだ。
20歳のベリンガムは、自身の夏のトレーニングプログラムについて詳しく説明した。「バーミンガムに行き、長い間知っている人たちと一緒にトレーニングした。クラブのプログラムをこなし、さらに追加でトレーニングも積んだ。とにかく可能な限り最高の状態に自分を仕上げたかった」
バイエルンとのスーパーカップ前哨戦が迫る
ドルトムントはこれまで、若手選手が世界最高レベルへと飛躍するための最後の磨きを受ける場所であることを証明してきた。ベリンガムも今、その道を歩み続ける構えを見せている。充実したプレシーズンを受けて期待は高まっているが、選手本人はそのプレッシャーにもうまく対応しているようだ。今後の課題は、トレーニングや親善試合で見せてきたパフォーマンスを公式戦でも継続的に発揮することにある。来月のドイツ・スーパーカップでのバイエルン・ミュンヘン戦は、ベリンガムが向上したプレーを示す絶好の舞台となる。












