リシャルリソン、シドニー・ダービーで終盤に得点
チェルシーはプレシーズンツアー第2戦で、アコー・スタジアムにてトッテナムに1-2で敗れた。後半の大半を相手の10人での戦いに対してプレーしたにもかかわらず、アロンソ監督のチームは終了間際のリシャルリソンの決勝点に屈した。ロンドン勢同士のライバル対決はキックオフ直後から本物の競争意識を帯びており、親善試合らしからぬ激しいチャレンジが見られた。サンドロ・トナーリが序盤にトッテナムへ先制点をもたらしたが、エステヴァオ・ウィリアンがすぐさまチェルシーに追いついた。
ダンソの退場処分が試合の流れを変える
試合の流れが劇的に変わったのは、後半開始4分にトッテナムのDFダンソが退場処分を受けた場面だった。ダンソはアーチー・グレイからのパスの判断を誤り、その隙を突いたジョアン・ペドロに入り込まれた末、倒してしまった。
主審アレックス・キングは、決定機阻止により一発レッドカードを提示した。プレシーズンマッチでは珍しい判定だった。この退場によってトッテナムは守勢に回らされ、チェルシーがボール保持と陣地の両面で完全に主導権を握った。
キンスキーが優勢だったチェルシーの攻撃を封じる
アロンソは、主将レヴィ・コルウィルを中心に、コール・パーマー、ジョアン・ペドロ、ジェイミー・ギッテンスを起用した経験豊富な先発メンバーを送り出した。チェルシーは退場者が出た後も執拗にプレッシャーをかけ続け、先制点を狙って幾度も好機を作り出した。
しかし、トッテナムのGKアントニン・キンスキーが立ちはだかり、エステヴァオ、ペドロ、パーマーのシュートを好セーブの連続で阻止した。スパーズも数少ないカウンターからリオ・キェレマテンがクロスバーを叩いたが、それでもチェルシーは人数をかけて攻勢を続けた。
シャビ・アロンソ率いるチーム、土壇場で痛恨の失点
残り10分で、アロンソは大幅な選手交代を行い、ジョシュ・アチャンポン、トシン・アダラビオヨ、リアム・デラップら若手や今夏の新戦力を投入した。この一連の交代によって、終盤のチェルシーは勢いを削がれた。
スパーズは試合終了間際、ジェイミー・ドンリーのシュートがポストを直撃すると、こぼれ球にリシャルリソンがいち早く反応して押し込み、この好機を生かした。アロンソ率いるチームはこれで、新シーズン開幕を前に残るツアーの試合で、さらに鋭さを磨いていくことになる。












