新上司への厳しい挨拶
ポステコグルー監督がアル・ナスルで初めて指揮を執った試合は、ポルトガル・リスボンのベンフィカ練習場で無観客の30分×2で行われた。アウェーチームは1-2でベンフィカ2軍に敗れた。
『アル・リヤディヤ』紙によると、アル・ナスルは4分、MFアブドゥルマリク・アル・ジャベルのゴールで先制。しかしリードは長く続かず、若手中心のベンフィカに2点を奪われ逆転された。ポステコグルー監督には課題が残った。
ロナウドが外された理由
アル・ナスルの開幕親善試合で最も注目されたのは、ロナウドの不在だった。理由はシンプルだ。『World Soccer Talk』によると、ポルトガル代表として2026年W杯予選を戦ったばかりの41歳には、チームメイトと合流する前に休息が与えられた。クラブは彼の負荷管理を優先し、無理に戦線復帰させない方針だ。
ポルトガルはスペインに0-1で敗れベスト16で大会を終えたため、ロナウドは自身に欠ける唯一の主要タイトル獲得の機会をまたも逃した。復帰日は未定だが、クラブは彼が完全に回復してからチームに合流させる方針だ。
手の届かない王冠を追いかけて
2023年1月にアル・ナスルへ加入したロナウドは、昨季クラブ初タイトルとなるサウジ・プロリーグ制覇を達成。全37試合で30得点5アシストを記録した。
今後もタイトル獲得をめざすロナウドは、クラブ初となるAFCチャンピオンズリーグ・エリート制覇を最優先目標としている。
ヨーロッパではさらに多くのプレシーズンテストが控えている。
この敗戦は、アル・ナセルにとって過酷なプレシーズン日程の始まりに過ぎない。すでに3試合の親善試合が予定されている。7月28日にはスペインのメリダ、8月1日にはポルトガルのエストレラ・アマドーラとのアウェイ戦、8月4日にはロナウドが共同オーナーを務めるアルメリアとの試合が控えている。
ポステコグルー監督とスタッフは、トレーニングの追加時間を活用し、ロナウドら主力が戻る前にチームにリズムを植え付けたい。タイトル防衛が迫る中、この数週間のヨーロッパ遠征が、新監督の戦術浸透の速度を左右する。












