移籍の憶測が飛び交う中、テルが輝く
オーストラリアで主役となったテルは、29分に25ヤードの見事なFKを右上隅へ突き刺し、先制点を挙げた。昨夏にバイエルン・ミュンヘンから3000万ポンドで完全移籍した21歳のFWは、その爆発的なポテンシャルをあらためて印象づけるパフォーマンスを披露した。
左サイドでのこのプレーぶりは、トッテナムがマンチェスター・シティのウインガー、サヴィーニョの獲得と強く結びつけられている時期と重なる。同選手は移籍を強く望んでいると伝えられている。テルは45分間の出場で、決定力の高い一撃とエネルギッシュなプレーを見せ、たとえデ・ゼルビがチームにさらなる層の厚みを加えることを選んだとしても、自身のポジションを争う準備ができていることをうかがわせた。
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デ・ゼルビ、チームのコンディション管理へ
イタリア人指揮官はシドニーでのメンバー選考において慎重なアプローチを取り、不要なリスクを避けるため複数の主力選手を外した。最も注目された欠場者は、今夏8500万ポンドで加入したマテウス・フェルナンデスで、その不在は遠征に帯同したサポーターの間で当初、負傷への懸念を呼んだ。しかし、報道によれば、このポルトガル人MFは体系的なローテーション方針の一環として単に休養を与えられただけだという。
ジェームズ・マディソン、ドミニク・ソランケ、ミッキー・ファン・デ・フェンという知名度の高い欠場者がいた一方で、トッテナムのファンにとっては、クラブ史上最高額の補強であるサンドロ・トナーリがハーフタイムから途中出場したことが明るい材料となった。元ニューカッスルMFは、クラブでの将来を巡る憶測が続く中でも先発したルーカス・ベリバルに代わってピッチに立った。
PK戦勝利、焦点はチェルシー戦へ
シドニーは後半、高井幸大が交代出場直後に犯した痛恨のミスを突いて同点に追いついた。高井が意図せずボールをそのまま同胞の関根貴大の進路に流してしまい、簡単に決められた。
この失点で試合はPK戦にもつれ込んだ。今夏加入のマルティン・ドゥブラフカが決定的な介入を見せ、北ロンドンのクラブを無冠では終わらせなかった。元バーンリーのGKはPK戦でビッグセーブを見せ、これによってデイン・スカーレットが決勝PKを沈め、4-2でのPK戦勝利を決めた。
この勝利は、デ・ゼルビが土曜日のチェルシーとの注目カードに向けてチームを準備する上で足場となる。7月の結果はコンディション面ほど重要ではないが、複数の主力が依然として戦列を離れている中、ゴール前での決定力不足は懸念材料のままだ。












