ユヴェントス前監督にイタリア代表監督就任の打診があった一方で、U-21イタリア代表監督は一部の耳の痛い発言の代償を払うことになった。
イタリア代表は、1週間にわたってペップ・グアルディオラをコベルチャーノに招へいし、イタリア代表の再建計画を全面的に託すという夢を追いかけた末、アンドレア・ピルロから再出発することになった。この人事はすでに議論を呼び、さまざまな論争や反対意見を招いている。さらに『Il Corriere dello Sport』によれば、その決定の背景には相次いだ大物指揮官の断りがあったという。カタルーニャ人指揮官の断りや、ブラジルサッカー連盟との2030年までの契約を全うすることを選んだカルロ・アンチェロッティの既知の辞退に加え、このリストにはもうひとつ記しておくべき断りがあるようだ。
チアゴ・モッタの拒否
『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、イタリア代表の新テクニカルディレクターであるパオロ・マルディーニと、その右腕レオナルドは、2025年3月にユヴェントスから解任されて以降フリーとなっているチアゴ・モッタを、イタリア代表の監督に就任するよう説得しようとしていたという。 これは、ミランの元幹部である2人が追い求めてきた指導者像、そしてアンドレア・ピルロのそれとも一致するプロフィールだ。ピルロは今週末から来週初めにかけて、ユナイテッドFC(2027年6月30日までの契約で結ばれているカタールのクラブ)との最後の懸案を解決し、2030年までの契約にサインして、イタリア代表の新プロジェクトに加わる見通しとなっている。
モッタが「ノー」を突きつけた理由
イタリア系ブラジル人指揮官に話を戻すと、ユヴェントスとは2024年から2027年6月まで、シーズン当たり年俸500万ユーロ(手取り)の契約を結んでいたが、イタリア代表監督就任オファーに対する彼の「ノー」は、できるだけ早くクラブを率いて新たな挑戦に戻りたいという思いから生まれたものだ。ビアンコネーリとの波乱の別れの後の数カ月間、PSG(下部組織)、ジェノア、スペツィア、ボローニャでも指揮を執った同監督は、ふさわしいオファーを待ち続け、イタリア国内、そしてとりわけ海外からの複数のオファーを断ってきた。特に途中就任の形での打診を退けている。
43歳のティアゴ・モッタは、代表チームを率いる重要な職務を引き受ける準備が、まだ整っているとは明らかに感じておらず、イタリアサッカーの複雑な状況も、マルディーニとレオナルドの提案を受け入れるほど大きな後押しにはならなかった。
バルディーニへの拒否権
さらに『Il Corriere dello Sport』の紙面で浮上した別の舞台裏が、イタリア代表監督就任の可能性をめぐるシルヴィオ・バルディーニの件だ。 現在はU-21の監督を務めており、昨年6月にはギリシャ戦とルクセンブルク戦の2試合の親善試合で暫定的にイタリア代表を率いた。 その名前は特にセリエAリーグから強く反対されていたとされ、クラブ会長たちを利害と代理人のとりこになった「ならず者」と公に呼んだ最近の発言が許されなかったようだ。 このように連盟所属の指導者に託す案も立ち消えとなり、マルディーニとレオナルドはピルロ招聘へと動きを加速させる決断を下した。












