ミラン、アモリム監督のチームは依然として建設途上。中盤のウイングバック陣の選択に注目
今夏最初の親善試合となったセルティック戦での引き分けは、見応えだけでなく、アモリムが新生ミランに持ち込もうとしているサッカーのアイデアについて、考える材料も与えた。守備で低いブロックを敷く形はもはやなく、相手陣内でのボール奪回を狙い、スペースを突く攻撃のスピードを高め、アッレグリ体制時代と比べてより縦に速い志向を打ち出している。もちろん、技術面とフィジカル面の両方で適性を備えた選手が必要であり、とりわけサイドのレーンではそれが求められる。
チュクウェゼに移籍市場でノー##
昨春、フラム首脳陣がチュクウェゼの買い取りに動く意思を示し、ミランは2400万ユーロの収入を見込んでいた時期があった。交渉決裂はミランにとって問題になりかねないと思われたが、少なくともアモリムが監督に就任するまではそうだった。ポルトガル人指揮官は初日から、このナイジェリア人選手に賭けることを選んだ。ムサの場合とは違い、確信を持って。
ポルトガル人指揮官は現在、3トップの一角を担うアタッカーだったチュクウェゼを、4人の中盤のサイドへと転向させるべく集中的に取り組んでいる。数メートル下がる形にはなるが、求められる役割は異なる。前線の基準点となる選手たちのためにアイデアを生み出しつつ、守備面もおろそかにしないことだ。手応えは良好で、そのため移籍市場でのあらゆる打診は考慮されていない。とりわけトルコのトラブゾンスポルからのオファーがそうだ。よほど法外なオファーが届かない限り、チュクウェゼはミランに残ることになる。サイドの選手が足止めされた
一方で、1対1で明確な特徴を持つウインガーであるチュクウェゼかサレマーケルスを起用する一方、反対側ではアモリムがトランジション局面で不意を突かれないよう、よりバランスを求めている。バルテザーギはすでに実戦で試されてきた選択肢で、アモリムの下では左のストッパーとしても多くの試合に出場することになるだろう。エストゥピニャンは真の新戦力だ。ミランの新指揮官は、アストン・ヴィラとの交渉(かなり進展しているが、最終合意が欠けているためまだまとまってはいない)を止めた。というのも、エクアドル代表を試したいと考えており、ミランでの直近の姿が本来のものではないと確信しているからだ。
ゲレイロのアイデア
マンチェスター・ユナイテッドのマズラウィはアモリムが高く評価している選手だが、2つの懸念がある。ここ数年はウイングバックとしてプレーしておらず、少なくとも現時点ではマンチェスター・ユナイテッドも移籍放出に前向きなシグナルを出していないことだ。 興味深い候補として浮上しているのがゲレイロだ。1993年生まれの同選手は、バイエルン・ミュンヘンとの契約関係が終了し、現在はフリーとなっている。もはや若くはないが、ブンデスリーガではボルシア・ドルトムントでもプレーし、223試合で42ゴール47アシストという非常にハイレベルな実績を持つ。












