ラシュフォードはバルセロナ移籍成立を望んでいた
2026年夏の移籍市場の残り期間に、ラシュフォードを待ち受けるものが何なのかは、まだ分からない。昨季のバルセロナでの実りある期間を受け、同選手はカンプ・ノウで腰を据えることを望んでいた。
しかし、そこで買い取りオプションが行使されることはなく、アストン・ヴィラにも完全移籍で獲得するだけの価値があると納得させることはできなかった。この状況により、ラシュフォードは北米で行われたワールドカップ本大会での戦いを終え、マンチェスターへ戻ることになる。
ラシュフォードは今もマンチェスター・ユナイテッドに尽くす意思があるのか?
ユナイテッドが白紙からやり直すべきかどうかという、避けられない疑問が投げかけられている。元マンチェスター・ユナイテッドのウインガー、シャープは、NetBetとの提携でGOALの取材に応じ、28歳の頭と心が今や別の場所にあるのかと問われると、こう語った。「難しい問題だよね。マーカス・ラッシュフォードの状況は。
「彼は本当にいい選手だ。ワールドカップでも、彼のクオリティーの一端をまた少し見られたと思う。ただ、問題は彼の頭の中なんだ。マーカス・ラッシュフォードに関しては、いつだってそこだった。
「去る直前の彼は、あまり気にしていないようにも見えたし、少し力を抜いていたようにも思う。ピッチ外の個人的なことが気になっていたのか、指揮官に関することなのか、あるいはクラブ内の何かなのかは分からない。でも、彼はバルセロナに行っていいシーズンを過ごし、当然ながらバルセロナに残ることを望んでいた。それは実現しなかった。そして、また戻ってくるのかということだ。
「才能という面でも、選手としての実力という面でも、彼がユナイテッドのスカッドに戻れば本当に価値のある戦力になると思う。問題は、マーカス自身がその一員でいたいのか、そこに関わりたいのか、そして彼の心と頭が別の場所にあるのかどうかだ。そうであれば、彼が戻ってくるのは非常に難しくなる。
「マイケル・キャリックは彼を歓迎し、面倒を見て、支えてくれるはずだ。ただ、結局はマーカスがそのクラブでプレーしたいと思っているのか、自分の将来がそこにあると感じているのかどうかだ」
移籍か契約か:ラッシュフォードの今後に待つ可能性とは
ここ最近は要求額が下がっていたにもかかわらず、ラシュフォードに関してユナイテッドの条件を満たすクラブが現れなかったため、マンチェスター・ユナイテッドはマンチェスター出身の同選手にもう一度チャンスを与える意思がある。同選手の高額契約はなお2年残っており、週給は32万5000ポンドだ。
そうした状況を踏まえ、再合流が思惑通りに進まなければ、2027年に再び売却の可能性が探られることになるかもしれない。シャープはさらにこう付け加えた。「それも前向きな見方のひとつだ。彼を1年使ってみて、どこまでやれるのかを見ることができる。
「さらに、もし良いシーズンを送れば新契約を結べるという形を提示することもできる。1年を残した時点でも、もちろん彼にはまだいくらかの価値があるだろうし、良いプレーをしてパフォーマンスを発揮し始めれば、より長期の契約でつなぎ留めることもできる。
「だから、悪くない状況だと思う。おそらくクラブとしては、もし彼に残る意思がないのであれば、給与総額を空けて本当にここでプレーしたい別の選手たちを連れて来るためにも、チームから外したいはずだ。だが、さっきも言ったように、彼は信じられない才能の持ち主であり、チームにとって本当に大きな戦力になる」
ラシュフォードのマンチェスター・ユナイテッドでの最後の出場と得点
ラッシュフォードがユナイテッドで最後に出場したのは、2024年12月12日に行われたヨーロッパリーグのビクトリア・プルゼニ戦だった。その月の前半にはプレミアリーグのエバートン戦で2得点を挙げ、マンチェスター・ユナイテッドでの通算得点を138に伸ばしていた。
この18カ月間は表舞台から遠ざかっていたが、オールド・トラフォードでその存在が忘れられることはほとんどなかった。キャリックがイングランド代表78試合出場のこのスターを再び輝かせることができれば、国内外の主要タイトル争いへの返り咲きを目指すクラブにとって、まるで新戦力を加えたかのような感覚になるはずだ。












