レンジャーズ、出場停止処分をめぐりスコットランドサッカー協会に異議申し立て
BBCによると、レンジャーズはスコットランドサッカー協会(SFA)がマッキネス監督に科した4試合のベンチ入り禁止処分に対し上訴する。処分は即時適用3試合とシーズン終了まで執行猶予1試合で、5月13日のセルティック3-2マザーウェル戦後の発言がきっかけだ。
同日夜、ハーツがフォークークに勝利した試合後、スカイ・スポーツの取材に応じたマッキネス監督は、試合終了間際にケレチ・イヘアナチョが決めたPKについて言及した。マッキネス監督は次のように述べた。「セルティックが96分にPKを得て、それがVARに回され、確認されていると聞いた時、当然、PKが認められるだろうと予想するものだ。しかし、映像を改めて見直してみると、これはひどい。本当にひどい。 あれはPKではないと思う。だが、我々は厳しい状況に置かれている。誰に対しても厳しい戦いを強いられているのだ。」
クラブは監督の率直な検証を擁護
レンジャーズはマッキネス氏を擁護し、彼の発言は「審判団への広範な批判ではなく、判定そのものに向けられたもの」と主張した。
クラブは声明で、PK判定への懸念は多くの評論家も共有すると指摘。さらに「スコットランドでは同様の発言が他者からも出ているが、軽い処分や無処分にとどまっている」と主張した。
クラブは、信頼を維持するには率直な対話が必要だと固く信じている。声明は「審判への敬意と正当な検証は相反しない。スコットランドサッカーが水準向上と信頼維持を真剣に考えるなら、監督、選手、クラブは重要な判定について率直に意見を述べるべきだ。検証、透明性、説明責任は脅威ではなく、水準向上の過程と捉えられるべきだ」と結ばれている。
広範囲にわたる余波とクラブへの罰金
ロスタイムの判定はスコットランドサッカー界に大きな波紋を広げた。試合後、主審ジョン・ビートンの個人連絡先がネットに公開され、警察が自宅を監視する事態となった。
スコットランドサッカー協会(SFA)審判部長ウィリー・コラム氏は「明確な証拠」があるとして判定を支持した。 懲戒はマッキネス氏だけにとどまらなかった。
マザーウェルは「サッカー界が我々の試合を嘲笑する中、我々は断固として一線を画し、焦点を移さなければならない」というキャプション付きの動画を公開したとして5,000ポンドの罰金。さらに、同クラブ元MFエリオット・ワットはSNSでこのPKを「史上最悪のVAR判定」と発言し、4試合の出場停止となった。
レンジャーズの今後はどうなるのか?
上訴の結果が出るまで、マッキネス監督は7月31日のダンディー・ユナイテッド戦を含むスコットランド・プレミアシップ2試合と8月のリーグカップ戦をスタンドから観戦する。ただし、ヤギェロニア・ビャウィストクとのヨーロッパリーグ予選ではベンチ入りできる。












