ユナイテッド、6000万ユーロでコネ獲得を狙う
マンチェスター・ユナイテッドは中盤の強化を目指し、ローマのコネに注目している。フランス代表としてW杯5試合に出場し4位に貢献した彼は、現在休暇中で、セリエA開幕前にジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるローマに合流する予定だ。しかしローマ内部では、彼の滞在は完全移籍への通過点に過ぎないとの見方が強まっている。
『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ローマはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の制約で補強が難しく、コネを売却すれば6000万ユーロ前後の資金を得られる。マンチェスター・ユナイテッドとアル・アハリが関心を示すも、ユナイテッドは高値に慎重で内部検討中だ。
ラッシュフォードが交換要員として名指しされた
評価額の差を埋めるため、マンチェスター・ユナイテッドは交渉の切り札としてラッシュフォードを提示する可能性がある。このイングランド人ウインガーはパフォーマンスを疑問視されてきたが、理論上はガスペリーニ監督がローマのシステムに求める高い攻撃力を提供できる。しかし、移籍を複雑にしているのが彼の巨額年俸だ。1シーズンあたり約1,100万ユーロ(手取り)で、セリエAクラブの予算をはるかに超える。
この格差を埋めるには、マンUが給与の大半を負担するレンタル移籍が不可欠だ。英紙『テレグラフ』は交渉が続いていると伝えるが、実現は依然として難しい。
オールド・トラッフォードでの内部の疑念
コネの代理人との初期交渉は順調だったが、マンチェスター・ユナイテッド首脳陣の合意は得られていない。クラブはすでにティエレマンス、サントス、トンプソンを獲得しており、6000万ユーロを1選手に投じることに慎重派もいる。
本人はプレミアリーグ移籍を強く希望する一方、PSG復帰にも興味を示している。2024年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからローマへ加入し、2029年まで契約を残すこのMFは、昨季37試合で2ゴール3アシストを記録。代理人は依然として選択肢を模索しているが、オールド・トラッフォードへの魅力は大きい。
ローマは売却の先を見据えている
コネの騒動が続く中、ローマはRBライプツィヒとアントニオ・ヌサの交渉を進め、万が一に備えている。ラッシュフォード絡みの現金取引や選手交換が成立しなければ、FFP遵守のため他の選手売却も検討する。 レンタル先のバルセロナで昨季49試合14ゴール14アシストを記録し、リーガ制覇に貢献したものの、完全移籍は実現しなかった。それでも彼は、この複雑な交渉の鍵を握り続けている。












