どういうこと?
エジプトの若きストライカー、ハムザ・アブドゥルカリムの名前がスペイン各紙の見出しを席巻した。バーミンガム・シティとの親善試合での際立ったパフォーマンスがきっかけで、2ゴールを決め、新シーズンに向けたバルセロナの準備キャンプにおける最大のサプライズの一人としての地位を確立した。
『マルカ』紙は「ハムザの計画は成功」と題した記事を掲載し、18歳の選手がエジプト代表でのワールドカップ出場後に休暇を切り上げ、すぐにカタルーニャのチームのトレーニングに合流するという決断を称賛した。同紙は「素晴らしい動き出しとペナルティエリア内での卓越したポジショニング、そして若さにもかかわらず見せる大胆さ」が、指揮官ハンジ・フリックの視線を集める存在にしたと強調した。
一方、『ムンド・デポルティボ』紙はハムザを「フリックの野心的な得点源」と表現し、彼が「バルセロナの他のストライカーとは異なるタイプのフォワード」であり、「レバンドフスキの退団以降チームが欠いていたタイプ」を体現していると指摘した。同紙は、自ら獲得したPKを、年上のライバルたちを差し置いて自信を持って蹴りに行った際の精神的な強さを際立たせた。
また『スポルト』紙は「ハムザ・アブドゥルカリムという解決策:移籍市場を席巻したバルセロナの驚きのストライカー」と題した長文の記事を割き、エジプトのアル・アハリのアカデミーからヨーロッパ・サッカーの拠点に至るまでの選手の道のりを紹介した。同紙は「バルセロナのスカウトたちが」国際的なユース大会で「彼の潜在能力と技術に注目した」ことが、クラブに150万ユーロの買い取り条項を発動させたと強調した。
ユーモラスな話題として、『カデナ・セール』はセント・アンドリュース・スタジアムのスピーカーにまつわるハムザのエピソードを伝えた。スタジアムのアナウンスが彼のメディア対応を遮ったのだが、彼は皮肉めいた笑みでこの状況に対応し、スピーカーはメディアの前での緊張を乗り越える「手助けをしてくれる」と述べ、若さにもかかわらず個人としての成熟を示した。
各紙はフリックがこのエジプト人選手を公然と称賛した点で一致しており、彼を「非常に謙虚で、素晴らしい人間性を持ち、大きな潜在能力を秘めている」と評し、「彼はペナルティエリア内でうまくポジションを取る術を知っており、それはまさに私が真のストライカーに求めるものだ」と強調した。
ハムザがトップチームに残留する可能性をめぐる憶測が高まっている。特にレバンドフスキの理想的な後継者が不在であることや、フリアン・アルバレスの獲得交渉が難航していることを背景に、「エジプトの奇跡」がバルサの歴史に新たな一章を刻む扉が開かれている。












