ブラジルの神童を巡る争奪戦が激化
『Fichajes』によると、エンドリッキは今夏の移籍市場で自身の将来を真剣に検討しているという。この突然の方針転換は、レアル・マドリーがエスピ獲得に動いたことを受けたもので、この展開により若手FWとその関係者はクラブ首脳陣に対し、早急な説明を求めている。
このブラジル人FWは、オリンピック・リヨンで実りある6カ月間のローン移籍を終え、今夏に高い期待とともにベルナベウへ戻ってきた。エンドリッキに関する当初のプランは、トップチームの一員として組み込まれ、スーパースターのキリアン・エムバペと並んで出場機会を争うことだった。
エスピの加入でベルナベウの序列に変化が生じる
レアル・マドリーは、前季にレバンテで27試合13得点を記録したエスピに設定されていた2500万ユーロの契約解除条項を行使するため、決断力を持って動いた。フィジカルに優れるFWはクラブに長期的な将来を託し、2031年までとなる5年契約にサインした。身長1.94メートルのエスピは、現在のスカッドにいる既存の選択肢とは大きく異なるタイプをもたらす。
ジョゼ・モウリーニョ体制での戦術的な変化は、ボックス内で起点となるフィジカルな存在を好んでいるようであり、その役割はエスピにまさにうってつけだ。この展開はエンドリッキにとって痛手となる。エンドリッキは、下部組織出身のゴンサロ・ガルシアが退団する可能性によって空くことになるセカンドストライカーの役割を担うことを望んでいたためだ。今やこのブラジル人は、エムバペだけでなくエスピともポジションを争うという厳しい課題に直面している。
リヨンでのローン成功はモウリーニョにとって十分ではない
エンドリッキは昨季後半にリヨンへ期限付き移籍した際、21試合で8得点8アシストを記録して印象を残した。102分ごとに1得点関与という成績は、マドリーのトップチームに入るだけの十分なアピール材料となった。
しかし、エスピの加入は、クラブがエンドリッキに重要なトップチームの役割を担う準備が整っているとは、なお確信していないことを示唆している。無冠に終わったシーズン後もマドリーが陣容刷新を続ける中で、同選手の不透明な将来が浮かび上がっており、前線にはなおさらなる変化が起こる可能性もある。
レアル・マドリーとの重要な協議が迫る
その報道によれば、今後数週間のうちに、選手の関係者とレアル・マドリーのスポーツディレクターの会談が行われる見通しだ。これらの話し合いの主な目的は、モウリーニョの厳格な戦術システムの下で、エンドリッキが2026-2027シーズンにどれだけの出場時間を見込めるのかを正確に定めることにある。
移籍市場の終了までにはまだ数週間が残されており、レアル・マドリーには攻撃陣を再編する時間がある。しかし、正式なシーズン開幕前に序列を確立しなければならない。もしコーチングスタッフが十分な出場時間を保証できない場合、エンドリッキはクラブに対し、レンタル移籍の選択肢を検討するよう正式に求める見通しだ。












