ラヤはプレミアリーグとワールドカップの優勝者である
ラヤは今夏、北米でスペインがワールドカップ制覇を味わう中でも、確固たる守護神ウナイ・シモンの後塵を拝してベンチに座り続け、出場機会はなかったかもしれない。それでも、イングランド・サッカー界で最も信頼できるショットストッパーとしての評価を確立している。
2023年に、当初はレンタル移籍でエミレーツ・スタジアムへ加わって以降、30歳の守護神は自身のプレーをさらに高いレベルへと引き上げてきた。今やプレミアリーグ王者となり、ミケル・アルテタの構想における文句なしの第1GKとなっている。
プレミアリーグでゴールデングローブ賞を4度獲得した男子選手は、わずか2人だけだ。
ゴールデングローブ賞は直近3シーズンすべてで受賞しており、48回のクリーンシートを記録している。同賞を4度獲得したのはペトル・チェフとジョー・ハートの2人だけで、しかも連続シーズンでその偉業を成し遂げた者はこれまで1人もいない。
アーセナルの強固な守備ユニットが維持されていることを踏まえれば、ラヤがプレミアリーグ史上初の記録を打ち立てる可能性は十分にある。ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、ユリエン・ティンバーらは、時にほとんど崩しようがない存在であることを示してきた。
アーセナルGKラヤはプレミアリーグの歴史を塗り替えられるのか?
ラヤが2027年に再び名誉あるGK賞を獲得し、歴史を作れるかと問われた“インビンシブルズ”の一員スタック氏は、GOALの独占取材に対し、Haypp提供のもと、次のように語った。「その可能性は否定しない。まったくそうは思わない。
「いいか、クリーンシートというのは、私自身もGKだったから分かるが、GK個人だけによるものではない。そこでは全員が重要な役割を果たす。セットプレーを守ること、チームがどう整備されているか、ボール非保持時の戦い方、サイドからのクロス対応、体を張りたがるDFや選手がいて、クロスをブロックし、シュートを止めること。そうしたものがアーセナルのチーム構成であり、だからこそラヤはこれだけ多くのクリーンシートを記録しているのだと思う。
「その上で、もちろん彼個人のパフォーマンスも本当に際立っている。ただ、ラヤについて言えるのは、彼はリスクを伴ってプレーするということだ。実際、自らにプレッシャーをかけるし、そのプレースタイルゆえにミスを犯す可能性も自分に与えている。際どいところでプレーし、リスクを取って、他のGKならおそらく見送るようなパスも出す。それは自分自身だけでなく、ボールを預ける相手に対しても信頼と自信を持っているからだ。その点については彼は大いに評価されるべきだと思う。
「GKの中には、とにかく自分のゴールからできるだけ遠くへボールを置いておけば、失点しない可能性が高まるという考え方やメンタリティーを持つ者もいるだろう。だがラヤの場合は、積極的にボールに関わり、後方から局面を動かしたがっている。後方からのビルドアップとチャンスメークの能力という点で、これはプレミアリーグの誰よりも優れている部分だと思う。
「GKとしては、これは本当に、本当に特別なことだ。4度目の受賞も十分あり得ると思う」
アーセナルの2026-27シーズン日程:さらなるタイトル獲得のチャンスへ
スペイン代表の一員として熱狂的なワールドカップ優勝祝いを味わった後、ラヤはまもなく北ロンドンのチームに再合流する見通しだ。アーセナルがプレシーズンの親善試合日程をこなし、マンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドにも臨む中、同選手は休養を与えられ、徐々にチームへ復帰していく可能性が高い。
ただし、ケパ・アリサバラガが再び控え役に戻る中で、アーセナルが8月21日にフランク・ランパード率いるコヴェントリーとの一戦でプレミアリーグ連覇と2026-27シーズンのスタートを切る際には、同選手が再びゴールマウスに立つはずだ。












