2026-27シーズンのオランダ2部リーグ開幕節は、いきなりスペクタクルな展開となった。昇格組のヘラクレス・アルメロはVVVフェンロー相手に0-3のリードを失いかけたが、終了間際のスーパーゴールで、この狂騒の一戦を最終的に3-4でものにした。もう1つの昇格組であるNACブレダも波乱含みの夜を過ごし、TOPオスの本拠地で土壇場の1-2勝利を収めた。一方、フィテッセはRKCヴァールヴァイク戦で、GKコナー・ファン・デン・ベルフの不要な一発退場によって勝利を逃した。
VVVフェンロー 3-4 ヘラクレス・アルメロ
トリスタン・ファン・ヒルストが38分、チャフィク・アッバスがペナルティーエリア内で倒されたことで得たPKを決め、先制点を挙げた。前半終了間際にはダビド・ビセンテ・ロブレスがリードを広げ、その後71分にジャン=ポール・エンジョリが0-3とした。
これでVVVは万事休すかに見えたが、ディーン・ザンドベルヘンが5分間で2ゴールを決め、試合の緊迫感を一気に取り戻した。さらに86分、途中出場のデフィ・ヘンドリクスが見事なループシュートで同点弾を決め、3-3とした。だがヘラクレスは2分後に再び突き放し、エンジョリがこの日2点目となる一撃を圧巻の形で突き刺して3-4とした。
VVVはアディショナルタイムに4-4としたかに思われたが、そのゴールはオフサイドで取り消しに。こうしてヘラクレスが狂乱の終盤戦を制し、最終的に勝利を手にした。
TOPオス 1-2 NACブレダ
ホームのTOPオスは18分、フランスリン・ンシンギがNACの拙い守備を突いて1-0を決め、先制した。その後NACはポール・グラドンやリオ・ヒレンらを中心にチャンスを作ったが、GKマイク・ハーフェコッテが何度もチームを救った。後半にはグラドンがクロスバーを直撃し、反対側ではモーレスモ・ヒノケも枠に嫌われた。すると69分、途中出場のムサ・スマノがファーサイドでこぼれ球を押し込み、1-1の同点に追いついた。
その後のNACの終盤の猛攻も実を結ばないかに見えたが、カール・フーフケンス監督は90分になって18歳のルーレンを投入。この交代策が的中し、2分後にルーレンが絶好の位置に入り込んでシュートを決め、NACを1-2の勝利へ導いた。
フィテッセ 1-1 RKCヴァールヴァイク
38分、RKCが守備対応を誤ったところを突き、ナウファル・バニスがアーネムのチームに先制点をもたらした。ヴァールヴァイクは前半のうちにジェシー・ファン・デ・ハールとアゼディン・ドゥキダクがそれぞれクロスバーとポストを叩いたが、ビハインドのままハーフタイムを迎えた。終盤にはフィテッセのGKコナー・ファン・デン・ベルフが肘打ちで退場処分となり、その後フィン・ストッカースが与えられたPKを成功させて1-1とした。数的優位となったRKCには勝ち越しを狙う数分間が残されていたが、スコアはそのまま動かなかった。
FCドルトレヒト 2-1 ヨング・アヤックス
アムステルダム勢は開始4分、モハメド・アブダラのパスを受けたファレル・ナシュがGKカルフィン・ラートシーをかわし、無人のゴールへ流し込んで先制した。しかし2分後、ダニエル・フェトカルのシュートがミスを犯したGKヨーリ・ヘールケンスの手を経てニアへ吸い込まれ、早くも同点となった。
さらに14分、ヤリ・フェネマがファーへボールを送り、ナビル・ワルギが至近距離から押し込んでドルトレヒトが試合をひっくり返した。ヨング・アヤックスはその後、エムレ・ユニュヴァル、ナシュ、ガブリエル・モンセラーテらに同点機が訪れたが、生かすことができなかった。
FCエメン 1-0 ローダJC
両チームにチャンスがあった無得点の前半を経て、69分にフレディ・クイスペルが見事な一撃をファーへ突き刺し、均衡を破った。その後ローダJCは同点ゴールを目指して攻勢を強め、終盤には1-1に迫る場面もあったが、GKルカ・カルシースが重要なセーブでチームを救った。












